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![「でたらめ置けない」産廃問題の本、町図書館貸し出しせず 岐阜・御嵩町長が内容批判 | 岐阜新聞Web](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e0144da7471caf70637772ffbd2e0c48270d04fe/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgifu-np.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fd%2F3%2F-%2Fimg_d3b54af4e19669a23e48737bc4f008131547776.jpg)
夜間のトラックの空ぶかしなどの騒音からうつ病や不眠症になったとして、岐阜県各務原市川島松倉町の運送会社に対し近隣住民7人が慰謝料など計約2700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決公判で、岐阜地裁(鈴木陽一郎裁判長)は28日、会社側に計約259万円の慰謝料支払いを命じた。地裁は騒音によって与えた精神的苦痛を認めた一方、疾患の発症との因果関係を否定し、原告側は判断を不服として控訴する見通し。 会社の事業所が瑞穂市稲里にあった当時に住民らが悩まされた深夜の荷下ろしや高圧洗浄機を使った洗車などの騒音について、鈴木裁判長は判決で「騒音により生活を妨害されて精神的苦痛を被り、受忍限度を超えていた」と指摘し、原告1人につき6万~66万円の支払いを命じた。一方、個々の疾患について「騒音により発症したと認めるに足る証拠はない」とした。 判決などによると、原告らは2019年11月に、騒音差し止めの仮処分を地裁に
岐阜県警可児署などは13日、邸宅侵入と窃盗の疑いで可児市瀬田、内装業の男(32)を逮捕した。 逮捕容疑は、昨年11月下旬~12月21日ごろ、美濃市の男性会社員(57)が管理する岐阜市内の空き家に侵入し、室内にあったミニカー14個(時価計1万1200円相当)を盗んだ疑い。 署によると、男は金品を狙って侵入したとみられる。昨年8月以降、岐阜市と中濃地域で侵入・窃盗被害が20件以上起きており、これらの捜査の中で男が浮上した。署などは今回の事件との関連性を調べている。
公共交通機関への自動運転技術の導入を目指す岐阜市は25日、10月23日から9日間、小型バスタイプの電気自動車に人を乗せて市中心市街地の一般道を走る自動運転の実証実験を行うと発表した。車両と信号機を通信でつないで信号の色を自動で判断して走行したり、車両に搭載するセンサーで横断者と障害者を自動で検知し...
織田信長の時代から続く「岐阜」を県名にする岐阜県。そもそも、なぜ現在の県域になったの? 歴史を調べると、岐阜県の誕生は1872年1月2日(旧暦明治4年11月22日)のこと。この時、飛騨地方は別の県だったが5年後に岐阜県と統合し、ほぼ現在の県域となった。明治維新の試行錯誤の末に線引きされた行政区画であり、その歴史は150年ほど。日本の長い歴史の中で見れば、岐阜県民による岐阜県の歴史はまだ始まったばかりだ。 「経済的なつながりを考えるなら美濃が愛知県、飛騨が富山県という線引きもあり得たかもしれない」とは、県内の歴史に詳しい郷土史家の松尾一(いち)氏(73)=岐阜市=。結果的に、古代からの美濃国と飛騨国が一つになったのが岐阜県のベースだが、県のくくり方は二転三転。飛騨は当初、現在の長野県の一部地域とくっついた。県域は、昭和や平成の大合併で多少広がったが、美濃と飛騨が一つになった歴史が大きい。 県
「ノーモア関ケ原」を合言葉に平和を祈る谷口壱泉住職。関ケ原ウォーランドの運営会社社長も務める=不破郡関ケ原町関ケ原、宝藏寺 岐阜県不破郡関ケ原町に「ノーモア・ヒロシマ、ナガサキ」ならぬ、「ノーモア関ケ原」を合言葉に関ケ原合戦などの犠牲者を慰霊し、平和を祈る寺院がある。民間の関ケ原合戦資料館「関ケ原ウォーランド」の隣に立つ、宝藏寺だ。今でこそ歴史ファンが訪れる観光地だが、当時は"戦場"だった関ケ原。同寺の谷口壱泉(いっせん)住職(61)は「多くの犠牲の上に、今の知名度があることを忘れてはならない」と話す。 1600年10月21日(慶長5年9月15日)に起きた関ケ原合戦から今年で420年。戦死者は数千人とも数万人とも言われ、関ケ原の村人も被害を受けた。 同寺では戦と縁深い「大元帥明王」を本尊に祭り、毎年10月21日に東西両軍の武将の子孫を招いて慰霊法要を行っている。関ケ原合戦に限らず、一帯で起
岐阜県警察学校を卒業後、今年1月に加茂署地域課みの太田駅北交番に配属された新人警察官の小澤功勢巡査(19)=下呂市出身=が、坂祝町や美濃加茂、関市で発生した家畜窃盗事件の容疑者逮捕につながる初手柄を挙げた。 小澤巡査は7月31日午前4時ごろ、指導員のベテラン巡査部長(56)とパトカーで警ら中、美濃加茂市西町の信号交差点で自転車に乗った外国人の男2人を確認。職務質問のため近寄ると逃げようとしたため1人の身柄を確保、もう1人は自転車で逃走し巡査部長が車で追った。 巡査部長が現場に戻るまでの約5分間は1人で職務質問し、自転車の前かごに付着した血痕を確認し不審点を追及。男が危害を加えても対処できるよう間合いを取って対応した。 2人が何の犯罪に関わりがあるかは最初分からなかったが、午前6時半ごろ、坂祝町の牛舎で飼育する牛1頭が死んだ状態で見つかり、一部解体されたとの通報を受けて、小澤巡査の職務質問な
新型コロナウイルスの影響で夏休みが短縮されたことに伴い、厳しい暑さの中で登下校する児童の熱中症対策として、岐阜県本巣市内の全8小学校は夏休み明けの19日、「ノーランドセル登下校」を開始した。ランドセルの代わりに身軽なバッグを使い、教科書やノートも極力持ち歩かない取り組みで、児童はリュックサックなどを背負って軽やかな足取りで登校した。31日まで続け、継続するか決める。県教委によると、市町村単位での同様の取り組みは県内初という。 本巣市教育委員会によると、通常のランドセルの場合、教科書などを入れると4~6キロの重さになり、児童の体に負担が掛かり、背中にも熱気がこもりやすいという。市内の小学校は例年より2週間ほど夏休みを短縮しており、40分ほど歩いて通う児童もいるため熱中症対策が重要課題だった。 児童は期間中、ショルダーバッグや小さなかばんなどで登校できる。教科書とノートは自宅や学校に置き、教科
岐阜県と岐阜市は30日、新たに男女11人に新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。この日に判明した感染者数はすでに発表された6人と合わせて17人。県内の感染者は計312人となった。 30日に発表された17人の内訳は、美濃加茂市が4人、本巣郡北方町が3人、可児市と多治見市が各2人、岐阜市、海津市、瑞穂市、羽島市、羽島郡笠松町、安八郡輪之内町が各1人。 美濃加茂市の4人と可児市の2人は、28日に感染が確認された三重県四日市市の女性と同じ可児市内のスポーツジムを利用していたとみられる。29日に感染判明が発表された関市と可児市の計2人も同じジムを訪れていた。3月にクラスター(感染者集団)が発生し、既に収束したスポーツジムとは別のジム。県は今回のジムでもクラスターが起きた可能性が高いとみている。 岐阜高校(岐阜市)の生徒にも感染が確認された。同校は31日、臨時休校する。 また、岐阜大(岐阜市)
不破消防組合は1日、部下に暴言を吐くなどのパワハラ行為をしたとして、50代の男性消防司令補を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は6月28日付。同30日付で依願退職した。 同組合によると、消防司令補は今年4~5月、同じ隊に所属する20代の男性消防士に「死ね」と暴言を吐いたり、背中をたたいたりしたほか、話し掛けられても無視した。 5月22日、消防士が組合の相談窓口に申告したことで発覚。消防司令補は組合の聞き取りに「コミュニケーションの一環で、悪ふざけのつもりだった。本人が嫌がっているとは知らなかった」と話しているという。消防士は同27日から病気療養を理由に休職している。 管理監督責任を問い、消防署長を戒告の懲戒処分とし、消防長を訓告とした。
笠松競馬を運営する岐阜県地方競馬組合(羽島郡笠松町)の採用内定者と研修担当者とのツイッター上のやりとりが物議を醸している。内定者の「本採用になったら、はっちゃけたい」との投稿に、笠松競馬公式アカウントで「当方には警戒しかありません」などと厳しく反応。やりとりは公開されており、閲覧した他ユーザーから賛否の声が上がっている。 内定者は、来月から組合職員になると明かし「半年は仮採用なので下手なことは出来ないんですが、本採用になったら、はっちゃけたいと思っています」などと投稿。「その際には○○(別ユーザー名)氏にも手を延べるかもしれませんが、よろしくです」と、特定の人物に便宜を図ると取られかねない内容もあった。 これに対し、組合側は競馬場をPRする公式アカウントで「公営競技に携わる公務員であることを世界に発信するリスクを、どう考えているのですか?」「すでに『下手なこと』をやってしまっていることに気
豚(とん)コレラの感染拡大を防ぐため、野生イノシシにワクチン入りの餌を食べさせる日本初の試みが25日、岐阜県内で本格的に始まった。まずは1年かけて散布と検証を繰り返す必要があり、有識者からは「日本に合った手法を考え、見直しながら進めるべきだ」などの声が上がる。 「手探り状態でのスタート」。25日、県庁でワクチンの輸入元であるドイツの専門家と面談した河合孝憲副知事は、率直に語った。 県庁を訪れたのは、動物のウイルス病の研究機関であるドイツ連邦動物衛生研究所のクリストフ・スタウバッハ博士。疫学や病理学の専門家として欧州各国で豚コレラ対策に当たってきた。 面談は非公開で、県によると、スタウバッハ氏は「岐阜県特有の事情を踏まえた対策が必要」とし、ドイツとは異なる地形や、適した餌の種類などについて意見を述べた。 また病気にかかりやすい若いイノシシにどうワクチンを与えるかが課題と指摘。ワクチンを食べて
農林水産省は8日、岐阜県山県市の養豚場で7日に発生した家畜伝染病「豚(とん)コレラ」について、2月上旬には養豚場内にウイルスが侵入していた可能性があるとの見解を示した。 農水省によると、検査した豚9頭のうち2頭が豚コレラの抗体を持ち、この2頭のうち1頭からはウイルスが見つからなかった。抗体ができ、ウイルスが消えるまでに一定期間かかるため、少なくとも3週間前にウイルスが侵入したと推定されるという。また2月16日時点で、食欲不振の兆候がある豚が確認されていた。 養豚場周辺では感染した野生イノシシが見つかっており、疫学調査チームが関連を含めウイルスの侵入時期や感染ルートを調べている。 一方、この養豚場について、農水省が2月15日に実施した現地指導で最高の評価を受けたとされるが、担当者は「改善点を助言指導しており(国として)評価はしていない」と説明した。 吉川貴盛農相は同日の記者会見で「早期の封じ
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