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ブックマーク / courrier.jp (293)

  • アイヌの祭祀「キタキツネのイオマンテ」が現代人に突きつける答えなき問い | 映画『チロンヌプカムイ イオマンテ』北村皆雄監督に聞く

    ──なぜアイヌのイオマンテを撮ろうと思われたのでしょう? 映像を撮ったのは、じつは1986年で、いまから35年前のことです。それまで僕は沖縄の久高島や西表島の神事にまつわる映像を撮っていて、アイヌのほうには目が行っていなかった。 でもどういうわけか、和人ながらアイヌ名を持つ堤大司郞という写真家から、北海道の屈斜路湖畔でキタキツネの霊送りを75年ぶりにやるから撮影しないかという話が来ました。 それがきっかけで、初めてアイヌのことを少し勉強して、撮影させてもらいました。いずれ格的な映画を作ろうと思いつつ、結局35年も放っていたんですが……。 いまになって映画にした理由は、ふたつあります。ひとつは、民俗資料としても貴重なこの映像記録をなんとしても世に出さねばと思ったからです。 イオマンテを執り行ったのが、当時75歳だった日川善次郎エカシです。この儀礼は当時ですらできる人がほとんどいなかった。そ

    アイヌの祭祀「キタキツネのイオマンテ」が現代人に突きつける答えなき問い | 映画『チロンヌプカムイ イオマンテ』北村皆雄監督に聞く
  • 「ディズニーとは縁を切った!」 米保守派のあいだで強まる“アンチ・ディズニー” | ボイコット推奨もビジネスには影響ナシ?

    ディズニーは「一線を超えた」 アメリカの保守派の活動家や政治家が、LGBTQ関連の問題におけるディズニーのスタンスを理由に、同社のテーマパークやディズニープラスなどのメディアへのボイコットを呼びかけている。 ことの発端は3月、フロリダ州で、教師が小学校低学年の生徒に向けて性的指向や性自認について話すことを事実上禁止する法案が可決されたことだった。 反対派から「ゲイと言うな法案」と呼ばれるこの法案について、紆余曲折ありながらもディズニーが最終的に反対の意を表明すると、フロリダ州知事のロン・デサンティス(共和党)は同社が「一線を越えた」と非難。

    「ディズニーとは縁を切った!」 米保守派のあいだで強まる“アンチ・ディズニー” | ボイコット推奨もビジネスには影響ナシ?
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    quick_past 2022/04/22
    一方こうも保守は言う「リベラルが多様性を実現しようとしている。とディズニーを評価しているが、彼らは過去にこれだけ性差別的な作品を作っていたんだぞ」  都合のいい人たちだ
  • 古代ギリシャ・ローマ「売春」ビジネスの暗い側面 | 奴隷を性的に搾取する大きなシステムの一部

    娼婦を表すのに古代人たちが使っていた語彙を挙げてみると、まるでラップみたいになる。「地たたき」「通り歩き」「1オボル」「銭娼婦」「汚れたもの」など、言われてもまったく嬉しくない呼び名だ。 こうした言葉には、娼婦と客の関係の即物的な性質や、娼婦の安さと使いやすさ、そしてもちろん彼女たちへの軽蔑が反映されていると説明するのは、カナダのブロック大学のアリソン・グレーズブルック教授だ。先述のサラ・レビン・リチャードソンと同じくこの分野の第一人者のひとりだ。 高級娼婦(メガロミストイ)も存在してはいたが、少数派だった。 古代ギリシャで、美しく、教養もあり、機知に富んだ「ヘタイライ」が話題の中心を占めていたのはたしかだ。頭脳も才能も一般的なアテネ人女性を凌駕するまでに高めた、卓越した「女性コンパニオンたち」のことだ。 だが、これにはあの思慮深き著述家プルタルコスも我慢ならなくなって、ヘタイラ(単数形)

    古代ギリシャ・ローマ「売春」ビジネスの暗い側面 | 奴隷を性的に搾取する大きなシステムの一部
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    quick_past 2022/04/21
    中国のケースhttps://bit.ly/3897PQG 無論、日本の遊郭の歴史も。
  • まだ“無法地帯”のメタバースが小児性愛者の「狩り場」になる日  | 仮想空間で狙われる子供たち

    メタ社がザッカーバーグの肝いりでローンチした「ホライズン・ワールド」。利用は18歳以上のはずなのに、このメタバースには幼い子供たちも参加しており、性犯罪者にとって格好の「狩り場」が生まれていると警鐘を鳴らす声が上がっている。 9歳が親のヘッドセットで 仮想世界に入って、宮殿の側廊をうろついていたときのことだ。 「ハロー?」と、宮殿の中央広場から呼びかける小さな声がした。「どこにいるの?」 私はためらった。それは子供の声に聞こえた。 「あなたを見つけることができません」と、その子は悲しげに言った。「どこにいるか、教えてもらえますか?」 来であれば、子供はこのゲームを利用できない。バーチャルリアリティ(VR)アプリの「Horizon Worlds(ホライズン・ワールド)」は、メタ(旧フェイスブック)が、「メタバース」向けに初めてリリースしたサービスで、利用は18歳以上の大人に制限されている。

    まだ“無法地帯”のメタバースが小児性愛者の「狩り場」になる日  | 仮想空間で狙われる子供たち
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    quick_past 2022/04/15
    卑怯者は必ず手なづけやすい弱者を良いように扱う
  • フランス紙「ウクライナの惨状は日本人に東京大空襲の苦い記憶を思い出させる」 | 当時も多くの民間人が犠牲に…

    仏紙「ル・モンド」は、複数の都市が壊滅し、多くの民間人が犠牲となっているウクライナの状況を、かつての東京と重ね合わせて見ている日人がいると報じた。 東京大空襲でも多くの民間人が犠牲に 「戦争反対! 民間人への爆撃反対!」 3月初旬、そんなプラカードを持った年配の女性が一人で東京中心部の地下鉄駅の出入口に立っていた。女性の名はミウラ・フミコ。彼女がまだ6歳だった1945年3月9日深夜から翌10日未明、家族とともに暮らしていた東京の北東部が米軍のB-29の焼夷弾爆撃を受けた。ミウラ自身はそのときの焦熱地獄を逃れられたが、そのとき目にした惨状はいまも忘れていない。 ミウラはロシア軍の爆弾にさらされるウクライナの光景に心を痛め、この人通りの多い場所に来て、手書きのプラカードを持つことにしたという。

    フランス紙「ウクライナの惨状は日本人に東京大空襲の苦い記憶を思い出させる」 | 当時も多くの民間人が犠牲に…
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    quick_past 2022/04/10
    その例は適切なのかな。大空襲を呼び込んだのは帝国の失敗が原因だけど、これだとウクライナは政治的失敗の結果、戦争を招きこんでいる。ということにならないか?
  • 小児性愛者に親のない子供たちを預けたドイツの「おぞましすぎる実験」の全貌 | 国の支援を受けながら行われたプロジェクトだった

    2017年、ベルリンに暮らすマルコと名乗るドイツ人男性は、幼少期に会った覚えのある大学教授の写真を新聞記事の中で見つけた。最初に気づいたのは、その薄い唇だった。ほとんど見えないほど薄い唇が、子供心にも不快だったことを思い出す。 そして記事を読んだマルコは、写真のヘルムート・ケントラー教授が、ドイツを代表する著名な性科学者であったことを知って驚いた。その「ケントラー実験」に関する調査記事によれば、ケントラーは1960年代後半から、育児放棄された子供たちを小児性愛者の里親のところに送り込んでいたという。 実験はベルリン州政府によって認可され、資金援助もされていた。1988年にケントラーが州政府に提出した報告書には、実験が「完全な成功」だったと記されていた。 マルコは里親の家で育ち、その養父は頻繁にマルコを連れてケントラーの家を訪ねていた。マルコは現在34歳。1歳の娘がおり、育児を中心に日々過ご

    小児性愛者に親のない子供たちを預けたドイツの「おぞましすぎる実験」の全貌 | 国の支援を受けながら行われたプロジェクトだった
  • 「独裁と帝国主義はプーチンに限ったことではない」ブルキナファソ紙が社説で主張 | アフリカはウクライナ情勢をどう見ている?

    ロシアによるウクライナ侵攻に対して、アフリカ諸国の多くは中立を守ろうとしているように見える。西アフリカに位置するブルキナファソの独立系メディア「ル・ペイ」は、プーチンのふるまいは、いくつかのアフリカの国の統治者の支配、そしてアフリカでの西側諸国の支配を思わせるものだと指摘する。 独裁と帝国主義はプーチンに限ったことではない ロシアによるウクライナへの軍事介入は、戦争のあらゆる醜さを全世界に見せつけ続けている。人口の大量流出、人命の喪失、インフラの破壊という悲惨な光景は、まるで第二次世界大戦の再来のようだ。 優等人種という概念を生み出した人種に関するある種の理論は、第二次世界大戦の瓦礫のなかに永遠に葬り去られたものと思われたが、私たちは今その理論の復活に恐怖さえ感じている。 今のところ、何者もウラジーミル・プーチンを止められないように思われる。ロシア大統領はこれまで、あらゆる仲裁の申し出に頑

    「独裁と帝国主義はプーチンに限ったことではない」ブルキナファソ紙が社説で主張 | アフリカはウクライナ情勢をどう見ている?
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    quick_past 2022/04/01
    はい
  • バイデンの発言で露呈した米国のロシアに対する「長期戦略」の欠如 | 「プーチンは権力の座にとどまってはならない」

    ロシアのプーチン大統領は権力の座にとどまってはならない」──。 3月26日のバイデン米大統領によるこの発言が大きな波紋を広げ、バイデンの側近や西側諸国、そしてバイデン人も釈明に追われる事態になっている。誰もが米ロの対立激化を望んではいないからだ。 バイデンが衝撃的な発言をしたのは、ポーランドの首都ワルシャワにおける演説でだ。これにより、何人もの専門家がバイデンとしては就任以来最も素晴らしい内容とみなした演説の骨子は注目されなくなり、ロシアに対する同盟国の結束に成功するはずだった同氏のワルシャワ訪問も、逆に同盟国を不安に陥れる結果になった。 何よりも、冷戦期の敵だったロシアに米国がこの先対応するための長期的な戦略がどうなっているのかを巡り、さまざまな疑問が浮かび上がっている。 ホワイトハウス高官の1人はロイターに、「権力の座」のくだりはバイデンの演説草稿にはなかったと明かした。ではバイデ

    バイデンの発言で露呈した米国のロシアに対する「長期戦略」の欠如 | 「プーチンは権力の座にとどまってはならない」
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    quick_past 2022/03/30
    これはべつにバイデンだけが酷いってよりも、これまでの米英の高官が繰り返してきたことなんだけどな。
  • 日本由来の「ジャパンディ」が欧米のインテリア・トレンドになっている | 「Japan」と「Scandinavia」の造語

    新たな一年を前に引っ越しを終えたけど、新しい部屋がなんだかしっくりこない……そんな人は、「ジャパンディ(Japandi)」を参考にするといいかもしれない。 ジャパンディとは、「Japan」と北欧を意味する「Scandinavia」の造語。日のミニマリズムと、北欧のヒュッゲに代表される居心地のよさを掛け合わせたインテリアのことである。2021年からじわじわと流行の兆しを見せ、同年だけでPinterest(ピンタレスト)の検索数は世界で2倍に増加した。今年もトレンドは続きそうだ。 「和モダン」として馴染みがある人もいるだろうが、ジャパンディのポイントはいくつかある。まず、大きなベッドやダイニングテーブルなど欧米のライフスタイルはそのままに、竹や石、木、和紙などの日らしい素材を取り入れる。これらは、持続可能性の観点からも注目が高まっている素材だ。 次に、ニュートラルな色味を取り入れてみよう。

    日本由来の「ジャパンディ」が欧米のインテリア・トレンドになっている | 「Japan」と「Scandinavia」の造語
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    quick_past 2022/03/29
    やたらと「木のぬくもり」を押し出してる流行、なにからなにまで画一化して見えるんでやめてほしくはある。個人的に木の質感丸出しなのが全く好きではないというのもあるけど
  • 「世界の軍需企業」はウクライナ戦争でこれほど莫大な富を得ている | 人殺しの兵器で経済を回していいのか?

    ウクライナ侵攻により、人命や生活、故郷、自由が人々から奪われている。誰もが失ってばかりの戦争だ。ただひとつ、戦争を支える武器をつくる軍需企業を除いては。 ロシアによる侵攻以降、各国の企業は兵器を通してどのように「儲けて」いるのだろうか。英エセックス大学の経営学教授が「カンバセーション」に寄稿した。 軍需企業の株価が急上昇 ロシアウクライナ侵攻は、その不当な攻撃ゆえに広く非難されている。ロシア帝国の復活、そして新たな世界大戦に対して恐怖を覚えることは当然だ。 一方、あまり話題にされていないことがある。軍需産業がおよそ5000億ドルの武器を両陣営に供給し、かなりの利益を得ようとしているのだ。 この戦争における防衛支出は既に膨大なものとなっている。EUは4億5000万ユーロの武器を購入し、ウクライナに輸送した。アメリカは90トン以上の軍需品と、昨年だけでも6億5000万ドルの援助をしたことに加

    「世界の軍需企業」はウクライナ戦争でこれほど莫大な富を得ている | 人殺しの兵器で経済を回していいのか?
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    quick_past 2022/03/23
    安倍菅時代に武器のパーツ輸出や、核輸出まで手をつけようとしてた日本
  • 日本の神道が“オンライン布教”によって世界中に信者を増やしていた | アプリの神棚にお参りする人も…

    ゆっくりではあるが、世界中でインターネットを通じて神道の実践者が増えていると日の宗教を専門とする米国の研究者が指摘している。 神社へのアクセスが難しい日国外では、お供え物の米がなければオーツ麦で代用、アプリの神棚に向かって拝む、などの独特の実践方法があるようだ。 実家はメソジストだけど アメリカ人のキット・コックス(35)は、電気技師で、趣味自転車とピアノ。メソジスト(プロテスタントの一派)として育てられたが、神道として知られる日の宗教を実践している。 もともと神道に興味を持ったのは、日の大衆文化やメディアが好きだったからだ。ただし、コックスにとって神道の実践は単なる一過性の流行ではない。彼は15年以上にわたって、農業、産業、繁栄、成功に関連する神道上の神、稲荷大神を崇拝している。 数年間勉強を重ねた後、コックスは日を代表する神社の一つである伏見稲荷大社から御霊の“分身”である

    日本の神道が“オンライン布教”によって世界中に信者を増やしていた | アプリの神棚にお参りする人も…
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    quick_past 2022/03/23
    宗教って未熟な時代の知識であり哲学だったはずだけど、神道にはそれがあるんだろうか?哲学のない、政治の都合の塊みたいな逸話の集合体が、宗教として海外で受け入れられてるとは思えない。
  • #167 「天安門」元リーダーがNYで惨殺…犯人の女性に中国の“刺客”説が浮上 | 中国・米国ニュース拾い読み

    1989年の「天安門事件」につながる民主化運動の中で学生リーダーのひとりだった弁護士が白昼のニューヨークで惨殺された。犯人の女は現行犯逮捕されたが、不可解な動機や言動から、北京から刺客としてニューヨークへ放たれたのではないかと疑う者も多い。 22ヵ月間投獄され、亡命 「天安門事件」の学生リーダーのひとりだった弁護士・李進進(リィ・ジンジン、米国名ジム・リー、66)が、3月14日正午前、米ニューヨークのクイーンズ区・フラッシング39番街にあるビル4階の事務所で刺殺された。享年66だった。 当日、李進進の事務所には、3日前に来訪したばかりの中国人女性・張暁寧(ヂャン・シァオニン、25)がケーキを持参し訪れた。11時44分ごろ張は突然、「今日は法律の用件で来たわけではない」と言いつつ李の背後から彼の首を片腕で強くロックし、コートの内ポケットから素早くナイフを取り出して、ためらい無く李の頸動脈を一

    #167 「天安門」元リーダーがNYで惨殺…犯人の女性に中国の“刺客”説が浮上 | 中国・米国ニュース拾い読み
  • 西側諸国の「正義」が口先だけかどうかをアジアやアフリカの国は“疑いの目”で見ている | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」

    欧州に戦争が戻ってきた。それも壮烈無慙な戦争である。人口4500万人の国に、人口が3倍、軍備が8倍の隣国が攻め入ったのだ。 遠目には、いまの状況が1870年から1945年の間に3度繰り返されたフランスとドイツの国境紛争と比較できるのではないかと考える人もいるに違いない。クリミアとドンバスは自国のものだと言うロシアが、アルザスとモゼルを自国のものだと言っていたドイツと重なるところがあるからだ。 だが、両者には根的な違いがある。今回の戦争のほうが、人口でも、軍備でも、はるかに不均衡が目立つのだ(1870年、1914年、1940年の時点での人口はドイツがフランスより60%多かった)。加えてウクライナの当局は、係争地の住民の権利を尊重し、係争地の主権の帰属について協議する用意があることを示してきた。 原理原則を言うならば、このようなデリケートな問題は、できるだけ民主的で、落ち着いたプロセスで進め

    西側諸国の「正義」が口先だけかどうかをアジアやアフリカの国は“疑いの目”で見ている | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
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    quick_past 2022/03/17
    ポーランドやバルト三国、フィンランドからしたら最後の頼みの綱にも見えるかもしれないけど、一線越えたらNATOよりロシア追従せざるを得ないって方向に行っちゃうかもしれないもんなあ
  • スラヴォイ・ジジェク「欧州は難民に対する“二重基準”という醜さを曝け出した」 | ヨーロッパを守るとはどういう意味か

    スロベニアの哲学者スラヴォイ・ジジェクがメディア「プロジェクト・シンジゲート」に「ヨーロッパを守るとはどういう意味か?」と題した記事を寄稿。難民対応へのダブルスタンダードを批判し、ヨーロッパを守るための最善の方法について、ロシア中国よりも良い選択肢を提供できると他国に示すことだ、と論じている。 二重基準「誇りと恥」 ロシアウクライナ侵攻を受け、スロベニア政府は即座に20万人のウクライナ人難民を受け入れる用意があると宣言したと、現地メディア「トータル・スロベニア・ニュース」などが伝えている。 このニュースについてジジェクは「私はスロベニア国民として、誇りに思うと同時に恥ずかしくも思った」と記し、スロベニア政府が、アフガニスタン難民の受け入れを拒否し、ベラルーシからポーランド国境に大勢の移民が押し寄せる「移民危機」が起こった際にはヨーロッパが攻撃を受けていると主張して、排除を支援した事例と

    スラヴォイ・ジジェク「欧州は難民に対する“二重基準”という醜さを曝け出した」 | ヨーロッパを守るとはどういう意味か
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    quick_past 2022/03/17
    そもそもがNATO/EUと米国は、容易に手を出せる相手じゃないんだという雰囲気を守っていくべきだった。ウクライナをめぐる問題で、すべて場当たり的で屋台骨もがたがたなところを晒したのが一番まずい
  • ウクライナから脱出して徴兵を逃れた男たちを苦しめる「罪の意識」と「恥じらい」 | 国のために戦うのか、家族と一緒に生き抜くのか

    ロシアによる侵攻を受けて、ウクライナ政府は徴兵を視野に成人男性の出国を禁じた。そのため国境や列車の駅では、退避する女性や子供たちが、夫や息子や父親との涙の別れを余儀なくされる姿が多く見られる。 一方、合法あるいは違法な手段を使って国境を越えた男性たちもいる。国のために戦うのか、家族と一緒に生き抜くのか──究極の選択のなかで後者を選んだ男たちの葛藤に米紙「ワシントン・ポスト」が迫った。 娘と離れたくなかった ドミトリー・アレクシーフ(34)は、家族を連れてウクライナ国境まで車を走らせた。検問所で、自分だけ止められる可能性もある。そうなれば、その場で2人の子供に別れを告げねばならない。 国境まであと1キロほどの地点で、アレクシーフがその可能性を子供たちに伝えると、12歳の娘は、離れるのは嫌だと言った。それを聞いた彼は父親として、次の言葉を絞り出すことができなかった。 ついに検問所に着いたとき、

    ウクライナから脱出して徴兵を逃れた男たちを苦しめる「罪の意識」と「恥じらい」 | 国のために戦うのか、家族と一緒に生き抜くのか
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    quick_past 2022/03/15
    国を守ろうと前線に出る人は、そのまごころから誰かを守ろうとしてるのであって、国から逃げるやつは許さないなんて考えるもんなんだろうか?誰かの犠牲を誰かを叩くために利用するやつがいる。「英霊に謝れ」と
  • 「パパ、信じて」─ロシアにいる家族に「戦争が起こっている」と信じてもらえないウクライナ人の苦しみ | 被害を訴えると、むしろ怒鳴られて…

    ロシアがキエフへの砲撃を開始した4日後のことだ。ウクライナでレストランを営む33歳のミシャ・カツーリンは、ロシアのニジニ・ノヴゴロドに住む父が自分に安否確認の電話を寄越さないことを不思議に思った。 「戦争が起こっているし、私は彼の息子です。なのに、父は電話してこないのです」と、33歳のカツーリンは言う。そこで彼は自分から父に電話し、ウクライナロシアに攻撃されていることを知らせようとした。

    「パパ、信じて」─ロシアにいる家族に「戦争が起こっている」と信じてもらえないウクライナ人の苦しみ | 被害を訴えると、むしろ怒鳴られて…
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    quick_past 2022/03/10
    これをみてまずい。と思うなら、日本も今の時点で内外の情報差がどれくらいあるのか、常に念頭においてものを考えてほしい。
  • シリア難民を拒んだEUが、「白人」ウクライナ人は歓迎─その矛盾に潜む“人種ヒエラルキー” | 「黒人はダメだ」とバスから降ろされるアフリカ人

    ロシアによる侵攻を受けて、大勢のウクライナ人がポーランドをはじめとするEU諸国へ退避している。そしてEUはこの歴史的な人道危機に、国境を開放してウクライナ難民を温かく迎え入れている。 戦火を逃れてきた人々に無条件に助けの手を差し伸べる──感動的で心を打たれる絵だ。 だが、ここで少し考えてみてほしい。これまでシリアやアフガニスタンから、地中海を越えてアフリカから難民が押し寄せてきたとき、EUはかなりの抵抗を示してきたではないか。それが突然、まるで手のひらを返したように、ウクライナ難民は歓迎しているのだ。 米紙「ワシントン・ポスト」は、「突如として歓迎、ヨーロッパは避難してくるウクライナ人に門戸を開いた」と題した記事で、このEUの態度の急変を指摘している。 シリア難民を中心に約200万人が助けを求めてヨーロッパを目指した2015~2016年当時、それは「欧州の難民危機」と表現され、流入しようと

    シリア難民を拒んだEUが、「白人」ウクライナ人は歓迎─その矛盾に潜む“人種ヒエラルキー” | 「黒人はダメだ」とバスから降ろされるアフリカ人
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    quick_past 2022/03/02
    中国北朝鮮という仮想敵国が絡むときだけ真顔になり、国内の人種差別は擁護。ロヒンギャもミャンマーの政治難民もろくに受け入れない、アラブ世界のもめごとは消費して終わりの国を知ってる。日本って言うんだけどね
  • 「私たちみたいな青い瞳の金髪の人々が攻撃されるなんて」 ウクライナ報道に見える“人種差別” | イラクやシリアなら戦争が起きて当然なのか

    中東ではない「文明化された国」で ロシアによるウクライナ侵攻は世界を震撼させ、各国メディアはウクライナ一色になった。だがその報じ方に、「不快なトーン」が混じっていると指摘する声も上がっている。 それは、ウクライナをイラクやアフガニスタンなどの中東と比べたうえで、より「文明化された国」という文脈に落とし込もうとするものだ。 米「CBSニュース」のベテラン戦争特派員チャーリー・ダガタは2月25日、ウクライナの首都キエフからこうリポートした。 「ウクライナは、失礼ながら紛争が何十年も続くイラクやアフガニスタンとは違います。ここは比較的文明化した、比較的ヨーロッパ的な国なのです。慎重に言葉を選ぶ必要はありますが、ここはこんなことが起こるなんて想像できなかった場所なのです」 “Civilized” pic.twitter.com/AiU7uVmjMr — Imraan Siddiqi (@imraa

    「私たちみたいな青い瞳の金髪の人々が攻撃されるなんて」 ウクライナ報道に見える“人種差別” | イラクやシリアなら戦争が起きて当然なのか
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    quick_past 2022/03/01
    日本で言うと「修羅の国」「また関西か」「沖縄の成人式」
  • ロシアのメディアは「ウクライナ侵攻」をどう報じているのか | 「戦争は犯罪」と真っ向批判する新聞も

    ロシアの人々は、ウラジーミル・プーチン大統領がウクライナ侵攻に踏み切ったことをどう思っているのだろうか? ロシア国内全土で起きた反戦デモに参加して拘束された人々もいる一方、今年2月にプーチンへの支持率が高まっていることが示されたというデータがメディア「カンバセーション」で紹介されている。 実際の現地の反応を探るため、ウクライナ侵攻初日のロシアの報道を読み解いた。 有力紙「“作戦”は5日以内に終わる」 有力紙「イズベスチヤ」は、ビジネス系ニュースに重点を置いている。 同紙はウクライナ侵攻を「(ウクライナ東部の)ドンバス地方を守る作戦」と位置付け。ウクライナにおける戦争は5日以内に終わる可能性があるという一部の識者の意見を紹介している。 一面はウクライナに関するニュースばかりで、急いで預金を引き出さないようにと読者に訴えたり、ガス価格がどこまで上昇するかを予測したりする記事が掲載されている。

    ロシアのメディアは「ウクライナ侵攻」をどう報じているのか | 「戦争は犯罪」と真っ向批判する新聞も
  • 米紙が指摘「佐渡金山を世界遺産にしたい日本。ただし“不都合な歴史”は伏せたままで」 | NYタイムズが伝える「佐渡島の金山」と「朝鮮人徴用工」

    約1500人の朝鮮人が徴用された 日の北西部の海岸線から約65キロに位置する佐渡島。ここで育ったイワサキ・アキヨシ(50)は、その稲のような形をした島の歴史を世界と分かち合いたいと願っている。 地元住民が長年にわたり世界文化遺産登録へ向けて活動してきた結果、日政府は先ごろ、佐渡島の金山を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦した。イワサキはこのニュースに喜ぶ。これで登録されれば、富士山や広島の原爆ドームに並んで、世界にその歴史を伝えることができるのだ。 佐渡の金山は、日が鎖国していた2世紀半の間、江戸時代の将軍たちに貴金属を供給していた。しかし、その歴史のなかには、イワサキがほとんど知らない暗部もある。第二次世界大戦中、日の植民地支配下で約1500人の朝鮮人が徴用され、この鉱山で働かされていた歴史だ。 「私たち世代の人間は、そのような労働者のことについて知りません」とイワサキは言

    米紙が指摘「佐渡金山を世界遺産にしたい日本。ただし“不都合な歴史”は伏せたままで」 | NYタイムズが伝える「佐渡島の金山」と「朝鮮人徴用工」