私の好きな格言に「賢者は歴史に学ぶ、愚者は経験ぶ」という軍政家ビスマルクの言葉がある。今、もしくは未来の方向を判断する場合、歴史に学ぶことを忘れてはならないのでしょう。また、「歴史は繰り返す」とも良く云われますし、私の生きてきた僅かな期間の中でも、その言葉通りの現象は思い当たるところです。 今、沼津市は「沼津駅を中心とした都市機能をより魅力的に生まれ変わる」として鉄道高架事業が、いよいよ用地買収も8割方終わり、進められようとしています。これには賛成もしくは反対、そして云って見ればどうでも良いという無関心派がいるのだと思います。そんな中の賛成派から聞こえてくる意見として、沼津は過去から何でも反対してきた。だから沼津の発展は遅れ没落したんだという意見が聞かれます。そんなことから、まずは沼津を取り巻く近代史として、今回の石油コンビナート阻止運動を、次回は新幹線沼津駅が実現しなかった問題を記録の意