タグ

ブックマーク / kei-sakaki.jp (9)

  • Intelが発表したX86S Revision 1.1について(2/2) – 分析編 | KEI SAKAKI's PAGE.

    はじめに 今回はIntelが発表した「X86S EAS Revision 1.1」の提案を分析する回です。発表された提案の具体的な内容については前回の「Intelが発表したX86S Revision 1.1について(1/2) – 詳細編」を参照いただければと思います。 なお、メモでは「X86S EXTERNAL ARCHITECTURAL SPECIFICATION」を「X86S EAS」にリビジョン番号を付けた形で表記します。例えば前回のドキュメントについてであれば「X86S EAS 1.0」です。このように「Rev.1.0」に対して言及する場合であっても「X86-S」ではなく「X86S」と表記します。 目次 はじめに 年初早々にずっこける Revision 1.0と1.1の主な変更点 X86SにおけるIntel FREDとIntel SMX、Intel CETの台頭 5レベル・ページ

  • Intel 80286のA20マスクにまつわる話 | KEI SAKAKI's PAGE.

    はじめに HMAの説明で80286の不具合として挙げられていることが多いA20マスクがらみの話。しかし、これは仕様であって不具合ではないという解説をしてみたいと思います。 ※稿では16進数表現を「0000h」のように終端に「h」を付けて表現します。数値の先頭が0から9ではない場合には0を補います。ただし、参考文献からの引用は原文通りとします。 A20マスクとは MS-DOS時代にメモリを拡張する方式の一つとして広く使われた規格にXMS(eXtended Memory Specification)があります。これにはXMB(Extended Memory Block)、UMB(Upper Memory Block)、HMA(High Memory Area)という3種類のメモリを管理するものです。 このうち、HMAはIntel 80286(以下、80286)のアドレス空間がIntel 80

  • Intelが発表したX86S Revision 1.1について(1/2) – 詳細編 | KEI SAKAKI's PAGE.

    はじめに 先日、IntelがX86-64(Intel 64 / AMD 64)を現代に合わせて変更(モダン化)した仕様「X86-S(X86S)」を提案する内容のドキュメントを発表しました。サイトにおいても以下のメモで取り上げました: Intelが発表したX86-Sについて(1/3) – 概要編 Intelが発表したX86-Sについて(2/3) – 詳細編 Intelが発表したX86-Sについて(3/3) – 分析編 これについて新たにIntelが内容を更新したRevision 1.1を公開しました。初期に公開されたRevision 1.0とは異なる部分が多数あり、より明確にX86Sというものを描き出しています。その内容について、前回と同様に「さかきけい」の理解で日語化をしてみたものをメモ「詳細編」として公開したいと思います。前回の提案から追加されたもののもあれば、変更されたもの、ある

    quick_past
    quick_past 2024/01/04
    “X86Sは過去の時代の実行モードとオペレーティング・システム用ISAを取り除いた「レガシーを削減したOS用のISA(legacy-reduced-OS ISA)」です。”IA64の再現にならなきゃいいけど。AMD64からの脱却もあるか?
  • AMD RadeonのSAMとは?IntelやNVIDIAでも使える? | KEI SAKAKI's PAGE.

    はじめに 最近、話題となっているAdvanced Micro Devices(AMD)のRadeon RX 6000シリーズに新たに搭載されたSmart Access Memory(SAM)機能について、いろいろと情報が錯綜しているようなので、私なりに整理してみたいと思います。 目次 はじめに 目次 Smart Access Memory(SAM)とは? SAMはAMDGPUCPUの組み合わせ専用の機能ですか? WindowsにおいてGPUがResizable BARを使用にするために必要な要件は何ですか? 「BIOSではなくUEFI」というのはどういう意味ですか? BIOSとUEFIの違いについて 似たような話題 NVIDIAもSAM相当の機能を実現できますか? まとめ Smart Access Memory(SAM)とは? これはAMDがRadeon RX 6000シリーズ※1に搭

    quick_past
    quick_past 2023/12/24
    “UEFIがBIOSとの後方互換を提供するためのCSMを有効にしていないこと(共存不可)※7”
  • Intelが発表したX86-Sについて(3/3) – 分析編 | KEI SAKAKI's PAGE.

    このように多くのレガシーを削減しています。 追加される技術要素 X86-Sの提案の中では技術要素の削除だけではなく、追加をしているものが2つあります。これはX86-Sでは必須ですが、それぞれの技術は独立したもので、将来のIntel 64に追加して実装することも可能な仕様となっています。 64ビットSIPI 現在はプロセッサーの起動時の処理の一環としてSIPIという枠組みが使用されています。これは64ビット・モードにおける処理ではないため、64ビット・モード専用のX86-Sでは実行できません。このため、64ビット・モードで起動するX86-Sが処理できるように64ビットのSIPIを新たに提案しています。将来のIntel 64に対して64ビットSIPIが追加され、この機能が必要とされるのであれば使用することができます。 5レベル・ページ・テーブル・スイッチ Intel 64には5レベル・ページン

    quick_past
    quick_past 2023/06/13
    ストリングポート入出力、リングプロテクション、ゲートの削除は歓迎だけど、結局RISC化や可変長命令の廃止はないのかな?
  • Intelが発表したX86-Sについて(1/3) – 概要編 | KEI SAKAKI's PAGE.

    はじめに Intelがこれまでのほぼ完全な後方互換路線(上位互換路線)から外れて、現代に合わせた命令セット・アーキテクチャーに移行する際の具体的な設計仕様を発表しました。この内容にはある程度のIA-32およびIntel 64の理解をしている人たちに向けた概要を説明するWebページと、深くIntelアーキテクチャーを理解していることを前提とするPDFファイルによる詳細の2つに分かれています。 今回は1のメモですべての内容について書くのではなく、3に分けることにしました。というのも、それぞれ必要な知識レベルが異なる情報が2つあることと、それぞれについて私の解釈でコメントをする回に分けたほうが理解が進むと考えていることによります。 1目である今回は、Intelが該当する詳細なPDFを公開しているWebページに書かれている内容を、さかきけいの理解で日語にしたものを「概要編」としてお伝えした

  • Intelが発表したX86-Sについて(2/3) – 詳細編 | KEI SAKAKI's PAGE.

    はじめに Intelが公開したX86-Sの提案について取り上げる3中2目のメモでは、Intelが公開したX86-SのPDFドキュメントの内容を「詳細編」として日語化して掲載します。内容はとても高度で、IA-32とIntel 64を仮想化関連、その後のセキュリティー向けの追加仕様、マルチコア/マルチCPUが起動してから実際にUEFIやOSを起動するまでの動きなどを含めて理解していることが前提となっています。それらに対する変更点と、それによる影響を論じるものとなっています。 お願い もしもIntelの関係者で、私がこの日語ドキュメントを公開することが何らかのライセンスや法的問題があるとお考えであるならば、メールにてご連絡をいただければと思います。その際は、私がメールの送付主がIntel関係者であることを認識できるようにIntel社内からメールを送信し、所属・肩書き等を添えてください。

  • 20年以上前の音源ボード「PC-9801-86」の修理をしてみる | KEI SAKAKI's PAGE.

    はじめに 一世を風靡したNECPC-9800シリーズで、定番的な位置にあった音源ボード(いまでいうところのサウンド・ボード)に「PC-9801-86」ボードというものがあります。 このボードへ行きつくには若干の回り道があります。 主流にならなかった「PC-98GS」に搭載された各種機能から、コスト高の原因になり必須ではないと判断された各種機能を削除し、再構築された初代「PC-9821(あるいはPC-9821 MULTIとも呼ばれる)」が作られることになります。このPC-9821に搭載された音源機能をボードにまとめたものが「PC-9801-86」ボードです。一般に略して「86ボード」とも呼ばれています。 ちなみにPC-98GSに搭載されていた音源機能は「PC-9801-73」ボードとして製品化されていますが、当時の定価で98,000円と高価であり、広まることなく消えていきました。 PC-9

  • Ralinkチップ搭載無線LANアダプターはLinuxで使用すべきでない | KEI SAKAKI's PAGE.

    はじめに 先日書いた“インテル Galileo 開発ボードでWi-Fi/BTを適法に使用する方法の実践”でUSB 2.0接続の無線LANアダプターをインテル Galileo 開発ボードでの使用方法を説明し、その後この方法には懸念があることを“インテル Galileo 開発ボードでWi-Fi/BTを適法に使用する方法の懸念”で書きました。 このRalink Technology(現・MediaTek)製のチップを搭載したUSB 2.0接続の無線LANアダプターである株式会社バッファローのWLI-UC-GNM(4981254668078)ですが、これがLinux Kernel 3.8.7採用の環境でどのように動作するのかを追加で調査してみました。 今回はそのことについて書いてみたいと思います。 おことわり 筆者は法令の専門家ではありません。 該当製品の保障規定については考慮していません。お読み

    quick_past
    quick_past 2015/08/23
    http://goo.gl/WUL2zR あうあう今まさに入れようとしてたところだった
  • 1