まちおこしを一元的にみてしまう発想は、結果の先食いを助長してしまうだけでなく、本来有効な手段や選択肢を自ら潰すおそれがあって、その現実が至る所に出ているのは残念な話ですが、例えば「ゆるキャラ」に見るまちおこしには、それが顕著に出てしまったのではないかと思えて、キャラクター好きの筆者にはとても残念でなりません。 ゆるキャラでまちおこしに限りませんが、とにかく一つが成功するとその模倣に群がる事象が今に始まったことではないのですが、そもそもまちおこしの成功というのは、その地域環境や風土・歴史・文化や地の利、さまざまな独自条件で優位・不利は簡単に変わっていくだということを知っていながら、反射的に成功事例に飛びつく現実について考えます。 project.nikkeibp.co.jp ゆるキャラ頼みのまちおこし|新・公民連携最前線|PPPまちづくり その現場は、とある識者の分析では上記のとおり散々なも