芸能人の麻薬で騒ぎが繰り返されているが、少し前に麻薬で逮捕され離婚した俳優の主演映画『三浦和義事件』をDVDで再見した。 このDVDは主人公のモデルになった三浦氏に、縁があってもらったものだ。脚本や監督がセミプロだったから難が目立つし、法律関係で用語その他の間違いがひどいが、俳優たちの演技は大体よかった。 ここで、主人公はテレビに勝手な撮られ方をされたうえ、編集で内容をねじ曲げ変えられ、訳を知らない人たちの勝手なコメントも付け加えられる、という放送をくり返され、これを視聴者たちが鵜吞みにするから、経営している会社が儲かっていたのに畳まないといけなくなり、私生活も大混乱してしまう。そこへ警察や検察や裁判所も乗る。 このモデルになった事件があった当時も、それらは問題になっていた。しかしテレビばかり見ている人たちは洗脳されたようになっているから、放送が不自然で不可解だという指摘は馬耳東風であった