オゴタイの第三皇子・クチュを総司令官として、南宋遠征が決定された。 マンガとあわせて読みたい併読コラム『もっと!天幕のジャードゥーガル』も同時更新! ▶︎▶︎▶︎モンゴル帝国史研究者に聞く―村岡 倫氏 The post #33 天幕のジャードゥーガル first appeared on Souffle(スーフル).
南宋を仕留めた者が次の大カアンにーー。 マンガとあわせて読みたい併読コラム『もっと!天幕のジャードゥーガル』も同時更新! ▶︎▶︎▶︎モンゴル帝国史研究者に聞く―宇野伸浩氏 次回は10月25日更新です。マンガとあわせて読みたいコラム『もっと!天幕のジャードゥーガル』はモンゴル帝国史研究者に聞く―宇野伸浩氏 今後の最新コンテンツが気になる方は、ぜひSouffle公式Twitterをフォロー!
このコラムでは、マンガ『天幕のジャードゥーガル』の舞台となった地の歴史や文化を連載形式で解説しています。今回のテーマは天文学です。 最新話第25幕の中盤で、オゴタイはファーティマに、どうして星が空を巡るか知っているかと尋ねます。これに対してファーティマは、天は回転する球体でその中心に私たちがいると答えています。 オゴタイの問いとファーティマの答え(第25幕) このような、宇宙が球でできているという考え方(天球概念)は、古代ギリシャで発達し、その後、ファーティマの故郷をふくめ、イスラーム圏で広く受け入れられました。 古代ギリシャにおける天球概念の最初期の集大成は、エウドクソス(前4世紀、プラトンの弟子)による同心天球モデルです。このモデルは、幾何学に基づいて天文学を組み立てようとした、世界で最初の試みでした。 同心天球モデル エウクレイデス(前3世紀、著書『原論』)によって、幾何学が厳密な学
当時のモンゴルの人々は上写真のような、長方形の襟(方領)が付いた、足もとまで丈のある服を、たいていは右前(右手側を下、左手側を上にして重ねる形)で着用していました。生地の色は白、紅、紫、紺、緑、素材は絹、苧麻、麻、綿、毛など。上写真の服のように、金糸で刺繍を施す場合もありました。 モンゴル帝国時代の金糸は、紙や動物の皮革、腸膜に金箔を貼ってから細断して糸状にしたもの、糸に金箔を巻き付けて撚ったもの、絹糸に金箔や銀泥を直に貼り付けたもの、それに撚りをかけたものなど、多様な種類がありました。こうした金糸の成分について、たとえばモンゴル国東部、ヘンティー県デルゲルハーン・ソムのタワンハイラースト第5地点5号墓で見つかった糸では、いわゆる18金の純度(金77.9%、銀19.1%)だったということです。 また金糸の織物についても、平織、綾織、ランパ織(中央アジアのヘラートやサマルカンドなどにみられた
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