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ブックマーク / www.fben.jp (1)

  • 弁護士会の読書:構造改革政治の時代

    著者:渡辺 治、出版社:花伝社 小泉首相が2005年9月の総選挙でとった戦術には2つの特徴があった。 刺客・落下傘候補の勝利の意味するものは、自民党公認と資金の力がきわめて強く、場合によっては自民党が戦後営々と築いてきた伝統的支持基盤をも上回るものだったことにある。彼らは、まったく地元に支持基盤をもたず、中央の公認・資金とマスコミの宣伝のみによって大量の票を獲得した。逆に、郵政民営化に反対票を投じた議員たちは、小選挙区制度の定着によって選挙のあり方や支持基盤がもはや変わりつつあること、しかも、小泉政権に入って加速化した構造改革によって、伝統的支持基盤を支える農民層や都市中小零細企業層、自営業層が縮小・解体を促進されてきたことを決定的に過小評価するという誤りを犯した。 もう一つ。小泉は選挙で獲得すべきターゲットを自民党の伝統的支持基盤から、大企業のホワイトカラー層を中核とする上層にシフトした

    弁護士会の読書:構造改革政治の時代
    quick_past
    quick_past 2024/03/31
    “ 現代日本政治の諸悪の根源は、変身した自民党政治が追及している「構造改革」政治にこそある。小泉構造改革は、既存政治システムの急進的改悪なのである。”
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