日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会 医療現場では毎日、傷害を受けた子どもたちの診療を行っています。小児科医は、「こんな事故が起こるのか」とびっくりする事例に遭遇していますが、それらは単発で症例報告されることもほとんどありません。その情報がないため予防策にはつながらず、漫然と同じ傷害が起こっています。重症度が高い傷害を繰り返さないためには、発生状況を詳細に記録することが不可欠です。 そこで、こどもの生活環境改善委員会では、2008年に日本小児科学会雑誌と学会ホームページに「Injury Alert(傷害速報)」の項目を設けました。また、2011年からは学会ホームページに「類似事例」の掲載を開始しました。 この速報は症例報告ではありません。傷害の事実のみをできる限り正確に記載しました。また、当委員会の「傷害速報」担当が簡単なコメントを記載しています。日本小児科学会へはこれまで多数の投稿を
2022年8月10日で「新型コロナワクチン~子どもならびに子どもに接する成人への接種に対する考え方~」および「12~17歳の小児に対する新型コロナワクチン追加接種について」は「5~17歳の小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方」に統合されました。ご確認ください。 「5~17歳の小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方」 本件に関する問い合わせは、情報管理の観点から、FAXのみに限らせていただきますことをご理解いただけますようお願い申し上げます(対応には日数を要すること、個別のお問い合わせには対応できない場合もありますことを予めご了承ください)。 <お問合せ先> 公益社団法人日本小児科学会事務局 〒112-0004 東京都文京区後楽1-1-5水道橋外堀通ビル4階 FAX:03-3816-6036
HOME > 過去のお知らせ > B型肝炎ワクチン供給不足が見込まれる現状での医療施設における対応 -日本小児科学会 予防接種・感染症対... 2015年10月に、一般財団法人化学及血清療法研究所(化血研)が製造販売するワクチン製剤等の承認書と製造実態の齟齬等について、厚生労働省へ報告が適切になされなかったことが明らかとなり、現在もB型肝炎ワクチンの出荷自粛要請が継続されています。 国内では、他社のB型肝炎ワクチンが市販されておりますが、その供給には限界があり、来年早々には不足する見通しです。 このような状況において、優先的に接種されなくてはいけないのが、 ① 母子感染予防のためのワクチン接種 ② HBs抗原陽性の血液による針刺し等の汚染事故後のB型肝炎発症予防のためのワクチン接種 ③ 家族内にB型肝炎キャリアの方がいる場合の乳児へのワクチン接種 です。各医療施設においては、これらの対象へ
「ホメオパシー」への対応について 日本学術会議金澤一郎会長は 2010 年 8 月 24 日付けで下記のような談話を発表しました。 日本小児科学会はその内容に賛成します。 2010 年 9 月 19 日 社団法人 日本小児科学会 会長 五十嵐 隆 「ホメオパシー」についての会長談話 ホメオパシーはドイツ人医師ハーネマン(1755 - 1843 年)が始めたもので、レメディー (治療薬)と呼ばれる「ある種の水」を含ませた砂糖玉があらゆる病気を治療できると称 するものです。近代的な医薬品や安全な外科手術が開発される以前の、民間医療や伝統医 療しかなかった時代に欧米各国において 「副作用がない治療法」 として広がったのですが、 米国では 1910 年のフレクスナー報告に基づいて黎明期にあった西欧医学を基本に据え、 科 学的な事実を重視する医療改革を行う中で医学教育からホメオパシーを排除し、現在の
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