市井からの眺め 四日市小唄 - 花の四日市スワマエ商店街 (goo.ne.jp) 北野保著「よっかいち歴史浪漫紀行」より 以前 当ブログに掲載しましたが、「四日市小唄」の10番までが、湊地区連合自治会発行の「思案橋」に掲載されていました。 戦前四日市に住んでいた人なら誰しも唄ったことのある“四日市小唄”は、昭和6年二三吉と佐藤千夜子が唄うビクターレコードが発売されて一躍有名となった。昭和6年、県下唯一のニュールックな市庁舎がお目見えし、千歳町埋立地には鋭意建設中の新築港がやがて出来上がろうとしている市勢躍進時代。当時の不景気な世相の中に、若く明るい息吹を感じさせるかのように此の歌は、老いも若きもみんなが景気良く唄ったものである。 西城八十作詞、中山晋平作曲、藤間静枝振り付けのこの曲は、昭和11年の春、新四日市港の完成と、末広町や尾上町、千歳町などの臨海工業地帯の門出を祝って華やかに繰り広げ