2013年、突如としてわき起こった「皇太子退位論(山折論文)」── 当時の皇太子殿下の守護霊が明かされたご心境とは? お言葉を選び、まわりを気づかいながら慎重に吐露された苦しい胸のうち。 それは戦後日本が抱える重大問題でもあった。 【同時収録】 宗教学者・山折哲雄の守護霊 霊言 『新潮45』で「皇太子退位論」を発表した真意とは!? そこには、皇室の宗教性を貶める驚くべき本音が! 本書は、日本の国の「内憂」の問題にして、結論の見えにくい、「山折論文」の突きつけた皇太子様の「退位問題」と週刊誌の騒ぐ「雅子妃問題」に、何らかの解決の糸口を見つけたいと企画したものである。 山折氏に批判的な評論家の言う通り、皇太子殿下のご本心を読み取ると、「限りなく透明で、責任感に満ちた方である」と思う。お力になってあげられないのが残念である。私の立場をはっきりさせておくが、私は、現在の皇室は、天照大神の直系の子孫