日本のボードゲームが次第に一般層に広がりつつあった90年代後半に刊行されたボードゲーム専門誌。制作は越妥・ノイエ制作委員会(大阪)、スタッフは全て漢字のハンドルネーム。価格は320円で、ボードゲーム専門店で販売された。インターネットもまだまだ一般的でない時代に、海外のゲーム文化と未知のゲームを紹介することで大きな情報源となった。また、広告には編集部の本拠地にあったシュピーレブルグ(現在は閉店)を筆頭に、プレイスペース広島、ゲームストアバネストと非東京圏のショップが並び、ゲームの入手選択肢を広げるのにも役立った。 文字数は1ページ4000文字で3段組と内容が濃く、白黒ながら写真も入っていて情報がぎっしり詰まっている。インタビューではボードゲームシーンにとって重要な人物が取り上げられ、ドイツをはじめとする外国のゲーム祭に直に足を運んだレポートや、人気ゲーム投票なども資料的価値が高い。そんな中で