ある町で、たてつづけに三階建ての家が放火される。 そんなときに、ある人が三階建ての家を建てて、案の定、放火されてしまう。 「この状況で三階建ての家を建てるのが悪い」と放火魔が家主を馬鹿にする。 そういう話だよな。マッチポンプというか何と言うか。 差別を生み出しているのが自分であるにも関わらず、まるで差別されている人が悪いかのように振舞う。 「理由があれば差別は許される」と考え、その差別するための理由を、自分で作り出している。 二重の罪だ。 ホモだろうがスカトロだろうがロリコンだろうが差別される謂れはない。 ホモに襲われたり、糞をむりやり食わされたり、自分の娘が犯されたときは、粛々と法律に則って対処すればいい。 もちろん、そこに至ってもなお差別は許されない。