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思いつきで色々手を付けた挙句、どれも仕掛かりのまま散らかった状態になり、周りから袋叩きに遭う知り合いがいる。 彼は、客のヘルプやインシデントを来るそばから受け付け、都度優先順位を動的に変更しつつ解決する仕事をしている。 今時、逐次処理だけで片付く仕事のほうが珍しい状況であることを踏まえれば、ありふれた仕事といってもいい。 でも、彼はこの仕事が破滅的に出来ないのだ。 新しく来たタスクを、引き受けた次の瞬間から目の色変えて取り組み始めるのもアレだが、それまで手をつけていたタスクの記憶が7割方か8割方、酷い時には全部吹き飛んでしまう。 そうやって放っとかれた多数のタスクが山積し、上司に叱られ客からクレームが来ると。 頭で覚えられないならノートやメモで・・・とやってもダメ。 でも他の人は出来る。 彼だけがどうしても出来ない。 それであるときは「それ前も言っただろ、お前いい加減にしろよ」と、毎日上司
The Economist で見つけた記事。 イタリアファッション:縫い手がいない! (2013/6/22号) 全部訳すのはあまりに煩雑なんだけれど、つまるところ現在、イタリアの縫製業界が人手不足で困っているという話。イタリアのファッション業界がきわめて高い評価を得ているのは周知のことだけれど、それはデザインだけじゃない。当然ながら、その高度なデザインを支える高い縫製技術があるから。ところが、そうした人々はどんどん高齢化する一方で、若者はそういう職につきたがらない。するともうイタリアファッションがいずれ支えられなくなるのでは、というお話。 イタリアは一方では高失業率で悩んでいる。でも一方ではこういうところで、人手不足がたくさん生じている。でも肉体労働や手作業、工業の現場に対する蔑視があって、みんなホワイトカラーのオフィスワークで楽な高給取りになるのを夢見ている。だから給料はどうあれ、そうい
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