15日未明、石川県で、 来月の町長選挙に立候補を表明していた男性と母親の2人が自宅で血を流して倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。 死亡したのは、石川県中能登町の前の副町長、 廣瀬康雄さん(65)と90代の母親です。警察によりますと、廣瀬さんは14日夜、家族ら7人で夕食をとったあとに姿が見当たらなくなり、午前0時ごろ、1階の母親の寝室で妻らが首から血を流して倒れている2人を発見しました。 廣瀬さんは先月まで中能登町の副町長を務め、来月の町長選挙に立候補を表明していました。 「あまりにも突然で、ぼう然としている。(きのうは)ちょっと疲れた様子だった」(中能登町 杉本栄蔵町長) 警察が事件性の有無を含めて捜査しています。