株式会社 日経BP 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4丁目3番12号 →GoogleMapでみる <最寄り駅> 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」4b出口より徒歩5分 東京メトロ南北線 「六本木一丁目駅」泉ガーデン出口より徒歩7分
わたしが通り魔犯についてのコラムを書いた直後、秋葉原で恐ろしい通り魔事件が起きてしまった。事件が起きた6月8日、ちょうどわたしは秋葉原に買い物に行く途中だったが、事件のことを知って行くのをやめた。 なぜ、犯人は自分1人で自殺しなかったのか。なぜ、全く関係ない人を殺したのか、殺された方々のことを考えるとやりきれないし、許し難いことだ。 今回は、殺傷能力の高いダガーナイフを使ったり、福井の武器ショップでナイフを5本もまとめ買いしたりと、ナイフの売り方・規制の仕方にも大きな問題を投げかけた。通常の用途で5本も一度にまとめ買いすることなどあり得ない。 既に警察庁やいくつかの県が、青少年に対するダガーナイフ販売の規制に乗り出している。また、販売店と連携し、購入者の身元確認をするなど、ナイフ販売に一定のルールを設けていく方向に進んでもいる。できればこれを、全国で推し進めてほしいものだ。 刃渡り
このところ、通り魔による事件が増えている。先日、5月末にも大阪枚方市で二人の少年と女性をケガさせた通り魔犯人が東京に逃げて逮捕された。 路上でいきなり女性や子供を襲う連続通り魔事件も全国で頻繁に発生している。今年3月、茨城県土浦市のJR荒川沖構内で24歳の男が次々と男女8人を刺し、殺人を犯した事件も記憶に新しい。 金川真大容疑者は携帯電話から「早くつかまえてごらん」などと警察に電話して挑発した挙げ句、「人を殺すなら誰でもよかった」とうそぶいた。 通り魔犯たちの多くは「死刑になるために殺した」とか「事件を起こせば刑務所に行けると思った」などと勝手な理屈をつけて、何の関係もない人を傷つけ、殺している。 しかも、自分が逆襲されるのが怖いのか、自分より弱い女性や高齢者、子どもを狙う。自分は傷つきたくないが、人はどうなってもいいというあきれ果てた発想だ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く