ねずみの家族がやって来た晩。 お母さんには、チューチューならぬ「接吻(せっぷん)」と名付けて、ちび四匹は、ネネ、ズズ、ミミ、チチと名付けようと楽しい思いを枕に抱いて眠りについた夜でした。 翌朝、居間のふすまを開けると、まだネズミ家族はごろごろとそこに。寝返りをうったのか、ポジション少し変わっているけど。 うふふ、ねずみくんたちとの楽しい一日の始まりだ、と胸が弾んだのはつかの間。ねずみ一家の側に行くと、お母さんねずみは冷たくなっていました。。。 ねずみの死体は家の隅っことかにたまに見かけるけど、こうして親近感を持って接してしまうと、ねずみの死は悲しいものでした。そしてこの子ねずみ4匹。。。。これもまた、家の隅っことかでチョロチョロとしていれば、おかまないなしなのに、居間の座敷にコロコロと転がっているとね。。。どうにかしてあげないと。。。 寒くないようにと、カゴにタオルと新聞紙をちぎったのを入