サポートデスク業務は、問い合わせ対応で十分──。コストセンター扱いしている企業は少なくない。しかし、デンマーク発のIT企業が、カスタマーサービスを“攻めの経営”の起点に変えようとしている。 「世界を変える」と鼻息が荒い起業家が多い今日では、“サポートデスク改革”は地味な部類に入るかもしれない。 仮にそう思われても、デンマーク発のカスタマーサポートツール開発企業「Zendesk(ゼンデスク)」共同創業者兼CEOのミッケル・スヴェーン(46)はきっと怒りはしないだろう。なにせ、後に共同創業者になる2人の友人に「カスタマーサポート業務をデジタル化する会社を立ち上げよう」と提案した際も、「今までに聞いたアイデアの中でいちばん退屈そうだ」と言われた過去を持つのだから。 しかし、その“退屈”なアイデアが次代の世界的企業に化けつつある。2007年創業のZendeskは電話やメール、ウェブフォーム、FAQ
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