日本レコード協会が発表した2012年第一四半期のデータによれば、有料音楽配信におけるPCインターネットダウンロードは39億7100万円で、前年同期比138%と伸長が続いている。ただし着うたフルなど主力のモバイル向けは111億2400万円で、前年同月比69%と急激に落ち込んだ。 この理由は、いわゆるガラケー(フィーチャーフォン)からスマートフォンへの移行が急ピッチで進んだためと言われている。Android搭載スマートフォンは実質的にPCと同じオープンな環境であり、課金決済の点でもガラケーとは使い勝手が異なる。つまり着うたフルの急ブレーキは、ガラケー時代のような「ユーザーの囲い込み」ができなかった事による。 その対策として様々なサービスが打ち出されつつある。キャリア側の策はオープンなインターネットの世界で迷子になりつつあるユーザーを、再びキャリアのサービスに集めようというものであり、端的に言う
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