携帯電話各社が5日に発表した6月の携帯電話契約数によると、新規契約から解約を差し引いた純増数は、ソフトバンクモバイルが24万8100件で18カ月連続の首位となった。米アップル製の「iPhone(アイフォーン)」が引き続き好調だった。 2位はKDDI(au)で23万2200件の純増。4~5月に通信障害が発生したが、契約数への影響は軽微だった。 NTTドコモは5900件の純減だった。ソニー製の「エクスペリア」と韓国サムスン製の「ギャラクシー」の最新機種を「ツートップ」と位置付けて重点販売し、既存契約者の端末の買い替えは進んだが、新規の顧客獲得には目立った効果がなかった。 「番号ポータビリティー制度」による転出入は、ドコモが14万6900件の転出超過で、競合他社への顧客流出が続いた。