昨今のアニメ論議などをみていて再認識したこと。 それは、アニメやアクションゲームといった、いわゆるオタク文化圏であれ、洋楽や日本映画といったその他のサブカル文化圏であれ、自分が所属する文化圏のコンテンツがsuperiorでなければ困ってしまう、または不安を拭えない人達がどうやらいるようだ、ということである。 例えばオタクの場合。 自分が摂取しているアニメコンテンツなりゲームコンテンツなりに対して、「優れている」「時代を先読みしている」「奥深い味わいがある」といった要件を満たしていることを強く願望するオタクがいるようなのである。例えばアニオタでこの一群に該当する人の場合、自分のチョイスするアニメ作品ばかりでなく、アニメ界隈全体が、またはアニメ界隈の人気コンテンツまでもが、「優れている」「時代を先読みしている」「奥深い味わいがある」べきと考えたり、そうでないアニオタ界隈を嘆いてみせたりする。…