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ブックマーク / techon.nikkeibp.co.jp (20)

  • 認証エラー - Tech-On!

  • 一流の技術者として生き残る条件---大手電機メーカー幹部が語る - 日経ものづくり - Tech-On!

    デジタル化で生存競争の激しいこの時代に快走するある電機メーカー。同社の幹部社員が,日メーカーの技術者にとっての生き残りの条件を語った。「行間」を読みつつ,この三つの条件を紹介したい。 一つは,自分の将来は自ら切り拓くこと。 多くの技術者はチームに所属し,そのチームを率いる上司に従って働いていく。だが,ややもすると短期間での成果を厳しく問われかねない現在では,その上司がいつまでその座にいるか分からない。どんなに指導力があって頼りになる存在でも,いつまでも部下を守れる時代ではないのだ。だから,技術者としての自分の身は,自分で守るしかないという。 そのために,この幹部社員は,技術者は専門領域とその深さを追求して実力を磨かなくてはならないと言う。できれば,専門領域は一つではなく,複数あることが望ましい。技術の細分化と融合が激しい今,技術者として一つのことしか知らないというのでは心許ないというのだ

  • 仕様書の書き方って,習いました? - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    突然ですが,読者諸兄姉は,仕様書の書き方って,教わったことはおありでしょうか。あるいは,部下に教えたことはおありでしょうか。 日経エレクトロニクス 2007年2月12日号のGuest Paper(pp. 133-152)では,「仕様書の記述力を鍛える」と題して,フェリカネットワークスのソフトウエア・エンジニアの栗田太郎氏に,「形式仕様記述」という手法を使ったプロジェクトの体験記を執筆していただきました。 同社は「おサイフケータイ」などとして知られる携帯電話機向けの「モバイルFeliCa」の開発元で,そのICチップのファームウエア開発に当たって,「仕様をキッチリ書けるところは,書こう。実装者任せにしないようにしよう」という意識を徹底,高品質なソフトウエアの開発に成功しました。成果物は,NTTドコモの携帯電話機「903iシリーズ」の全機種に採用されるなど出荷数も多く,責任の重いプロジェクトです

  • 並列言語とCELL REGZA - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    先日,とある学会の研究会で,東芝の液晶テレビ「CELL REGZA」のマルチコア・ソフトウエアに関する講演があり,拝聴しに行って参りました(研究会のサイト)。 マルチコアが広がる中,その上で動作する並列ソフトウエアをいかに開発するか。東芝はCELL REGZAのために,「Molatomium」という並列プログラミング技術を新たに開発し,同機に採用しています。詳細については,既に日経エレクトロニクス年12月14日号にて,Molatomium開発者の高山征大氏による寄稿論文を掲載しておりますので,そちらをご一読頂ければと思います。 さて,CELL REGZAについて,個人的に気になっていたことがありました。 それは,同じ東芝が2005年に「Cell Broadband Engine」向けに開発したソフトウエア実行環境「AVフレームワーク」と,今回のCELL REGZAとの関連でした。 Cell

  • 「Android信仰」の落とし穴 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    UIEvolution Inc.の創業者である中島聡氏が行った「AppleGoogleの与える業界へのインパクト」という講演の内容を,数回に分けてTech-On!に掲載しています(【AppleGoogleの与える業界へのインパクト(その1)】「ソフトウエアを軽視する企業は生き残れない」,UIEの中島氏語る)。とても興味深い内容の講演であり,同氏の意見に対する賛否はともかく,エレクトロニクス機器を開発している方には広く知っておいてもらいたいと思ったからです。 中島氏はこの講演の中で,米Google Inc.が提供している組み込み向けソフトウエア・プラットフォーム「Android」を安易に採用するのは危険だと指摘しています。同氏は「Google Inc.がAndroidを無償で提供する目的は,自社のコアであるインターネット市場を拡大するために,機器分野で競争を引き起こし,機器の価格を引き

  • 浦島太郎の「International CES」見聞記 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    1月7〜10日に米国で開催された「2010 International CES」に参加しました。前回参加したのは2004年ですから,実に6年ぶり。だいぶ間が開いたので「浦島太郎」状態の私は,展示物や出展企業のあまりの様変わりに圧倒されてばかりいました。 世界同時不況の影響で参加者が減った昨年から一転し,再び参加者は増加したようです。シリコンバレー支局のPhil Keys記者の報告にもあるように,出展者数は減って会場スペースが狭くなったのに,参加者が増えたので渋滞状態(Keys記者の記事)。展示スペースの空きはありましたが,密度の高い熱気を感じさせられました。 今年の目玉は3次元(3D)映像でした(関連記事1,関連記事2,関連記事3,関連記事4,関連記事5)。前回参加した2004年は,HDTV対応の薄型テレビの波が米国に押し寄せた時期でしたから,技術は着実に進化しています。家電大手各社が3D

  • C言語の呪縛 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    東芝は,マルチコア・プロセサ「Cell Broadband Engine」を搭載した初めての液晶テレビ「CELL REGZA 55X1」をいよいよ明日(2009年12月10日),発売します。Cellの高い処理性能を生かしたソフトウエア処理により,従来のテレビにはない豊富な機能を実現した製品です。 マルチコア・プロセサの性能を引き出すには,ソフトウエアをいかに効率良く並列実行させられるかがカギになります。そこで東芝は,並列プログラミング技術「Molatomium」を独自に開発し,CELL REGZAに搭載しました。日経エレクトロニクス2009年12月14日号では,解説「CELL REGZAが映し出す明日のテレビ」でCELL REGZAを大きく取り上げるとともに,Molatomiumの開発者の一人である同社の高山征大氏に論文「『CELL REGZA』が搭載する並列化技術『Molatomium』

  • これでいいのか成果主義---会社と技術者とで評価は真っ二つ - 日経ものづくり - Tech-On!

  • 三角錐の体積が計算できない技術系新入社員---深刻な若手の学力低下 - 日経ものづくり - Tech-On!

    絶句した。ある大手メーカーに人材育成に関して取材していた時のことだ(誌2009年5月号特集「今なら間に合う人づくり」。)。最近の技術系新入社員の基礎学力の低下に関する話題の中で,「半数が三角錐の体積を計算できない」と聞いたからである。それだけではない。家庭の商用電源のおおよその電圧を尋ねる問題が解けない技術系新入社員も十数%いたという。驚くのはまだ早い。この電圧の問題はいわゆる「サービス問題」で,「○mV」や「△万V」といった選択肢が用意されている問題だったのである。いや,驚くのはまだまだ早い。この大手メーカーは,大学院修士課程修了者(修士卒)が技術系新入社員の8割を占める人気企業だったからである。 若手社員の学力について考えるとき,気をつけねばならないのは,単に感覚的に「最近の若手はダメだ」と決めつけてかかることだ。取材において,我々はこの点に注意した。定量的な根拠を示したかったからだ

  • アセンブラからC言語,そして「モデル駆動開発」へ - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    日経エレクトロニクス最新号(2009年5月18日号)では,組み込みソフトウエア分野における「モデル駆動開発(MDD:model driven development)」の事例報告を掲載しました。富士ゼロックスで複合機の組み込みソフトウエア開発にMDDを適用・実践されているアーキテクトの方に,「ETロボコン」というコミュニティのイベントでの事例をご寄稿いただきました。 モデル駆動開発というのは,モデル・ベースのソフトウエア開発手法の一種です。C言語などのプログラムではなく,UMLなどのモデルを通じてソフトウエアの分析/設計を行い,ソース・コードはこれらのモデルから「モデル・コンパイラ」によって生成しようというものです。 このMDD。IT分野などでは「MDA(model driven architecture)」と呼ばれていて,「遠い将来の技術」と思われているようなのですが,組み込み分野では既

  • 練習しないエンジニア - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    先日,ソフトウエア開発のコンサルタントの方からこんな話を聞いた。 「エンジニアって,実は練習する機会が少ないんです」 プロ・スポーツの世界では,番の試合に向けて日々,自主トレや全体練習を嫌というほど重ねる。それなのに(ソフトウエア開発の分野では)エンジニアはあまり練習の機会がなく,いきなり番の作業(コーディング)に当たってしまう,というお話だった(Tech-On!関連記事)。 複雑な現実世界を相手にしているエンジニア仕事を,限られたルールの下で競うスポーツの話と一緒にすることはできないかもしれない。それに「練習」などという言葉を持ち出さなくても,「OJT」や「人材育成」,「研修」に代表されるように,エンジニア教育に関する議論は昔からあったではないか,といわれればその通りである。 しかし,何となく「練習」という言葉の響きが新鮮に感じられた。 なぜだろうかと考えてみた。まず,技術の世界

  • 学生にも「経営戦略がない」と見限られる国内半導体メーカー - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    今年,有名国立大学を卒業したある電子回路専攻の学生は,就職活動において志望先から半導体メーカーを外し,外資系コンサルティング会社や証券会社,銀行などに絞りました。指導教官である教授が「なぜ半導体メーカーに行かないのか?」と学生に聞いたとき,その答に教授は声を詰まらせてしまったそうです。学生は「先生と話をしていて日の半導体メーカーに経営戦略がないことが分かった。そういう企業には行きたくない」と答えたのです。 以前から,「給料が高いようだ」「なんとなく華やか」「ソフトウエアに興味を持ったのでシステムを開発したい」などという動機で,コンサルティング会社や金融機関へ就職する理工系学生は結構いました。しかし,「経営戦略がないから電機メーカーに行かない」という学生は初めてだった,とその教授は言います。立派な研究成果を挙げた優秀な学生だったそうですが,だからこそ経営にも目が向いたのでしょうか。 199

  • ソフトウエアは「もの」ですか? - 日経ものづくり - Tech-On!

  • 現場の危機感が浮き彫りに,戦略なき組み込み機器開発に警鐘 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    「現場は問題をはっきり認識しているのに,組織がその問題解決に向かって進まない」。これはよくあることですが,ある報告書を読んで組み込み機器開発もそういった事態に直面していることを知りました。その報告書は電子情報技術産業協会(JEITA)のソフトウェア事業委員会が最近まとめた『組込み系ソフトウェア開発の課題分析と提言』注)です。 注)『組込み系ソフトウェア開発の課題分析と提言』は電子機器メーカー30社の70プロジェクトについて分析(このうち開発規模が100万行を超える事例が6割程度)。JEITAはこのほかに『ソフトウェア産業振興に関する調査報告と提言』『ソフトウェアリソースの最適活用に関する調査報告と提言』を発行予定で,6月内に3冊をセットにして販売予定。価格は会員が5250円,一般が1万500円。 この報告書ではデジタル家電や携帯電話,プリンタ,OA機器,通信機器などを製造する大手電子機器メ

  • 国際規格は自分で造るもの - 日経ものづくり - Tech-On!

    「皆さん,国際規格を恐れているだけで,自分で率先して造っていこうという気はないですよね。日は国際規格造りにおいて,これまでも後手を踏んでばかりでしたが,このままでは変わりません。是非,自分でも造れるものだと,アピールしてください」。こう強調するのは,IDEC常務執行役員の藤田俊弘氏。日のものづくりの将来を憂うあまりの発言です。 グローバル企業にとって,ISO(国際標準化機構)規格やIEC(国際電気標準会議)規格などの国際規格が重要なことは言うまでもありません。「規格を制するものが市場を制する時代」と言う方もいるように,規格に準拠した製品でない限り,ワールドワイドで大きなシェアを確保することは難しいからです。ところが,日は経済的にも技術的にも長けているにもかかわらず,こと国際規格への取り組みに限ってみると,十分なものではありませんでした。このため,ある時にあまり好ましくない規格ができあ

  • ソフトウエアのバグを精神論で片付けていませんか? - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    突然ですが,「ソフトウエア・エンジニアリング(software engineering)」という言葉がいつ頃できたのか,ご存じでしょうか。読者諸兄にはご存じの方も多いと思いますが,1968年にNATO(北大西洋条約機構)の会議で「言葉」として生まれました。当時,そう呼べるほどのものがあったというよりも,ソフトウエア開発に「エンジニアリング」が必要だ,との認識が出たことで,この用語が提案されました。 その1968年から38年後。ここ日で,果たして「ソフトウエア・エンジニアリング」というのは,どれほど浸透し,認知され,そして実践されているのでしょうか。 「ソフト工学など,現場のソフト開発には役に立たない,机上の空論だ」という意見もまれに耳にしますが,私は少なくとも,知らないよりは知っている方が,無駄な手戻りを減らし,結果的に高品質なソフトウエアを作ることができる。そのくらいの成熟度には,十分

  • ソフト開発の海外事情について - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    日経エレクトロニクス読者の方はご存じかもしれませんが,弊誌は昨年10月より,米国の専門誌「IEEE Software」の翻訳特約権を取得しています。隔月で発行されるIEEE Software誌から当編集部が随時記事をピックアップ,弊誌の「Guest Paper」欄にて掲載しております。これまでのところ,下記のような記事をお届けして参りました。 SE2004とは何か 欧米の大学で使われているソフトウエア工学のカリキュラム「Software Engineering 2004(SE2004)」について解説した記事です。SE2004の開発陣自らが筆を執りました。日でも「J07-SE 」など2007年になって遅ればせながらソフトウエア工学関連のカリキュラムが出来上がりましたが,その先駆けとなったものです。学部生向けですが,恐れながら日では企業エンジニア向けにも有益な内容かと判断し,掲載いたしまし

  • 安全性と信頼性について考える「機能安全」 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    「機能安全」という考え方をご存じでしょうか。 英語でいうと,「functional safety」。あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが,もともと石油化学や原子力発電などのプラント制御分野で生まれた考え方で,その後,国際規格化され同分野の制御装置などに利用されています。システムを構成する要素や部品の故障リスクなどを算出し,そのリスクを減らすような安全装置を「機能」として実装することで安全性を高める。大まかに言って,そうした考え方の国際規格です。システム全体の安全性が対象のため,ハードウエアの偶発的な故障にも,ソフトウエアの設計ミスにも両方関連しています。 この機能安全。IECやISOの国際規格ですので,日も当然,規格化作業に参加していますが,どうやら日が加わったのは,規格策定の大部後半になってからだそうです。そうした出遅れも影響してか,日ではあまり知名度は高くありません。しかし,次

  • 高収益企業なのに「給料が上がらない」の声 - 日経ものづくり - Tech-On!

    「A社の一体どこが明るいの? みんな元気がなくて暗いじゃない。あんなに頑張っているのに,社員の給料は全然上がらないって聞くよ」。ある工作機械メーカーの幹部が取材時にこう語った。A社はこの工作機械メーカーの顧客であり,工作機械が両者の擦り合わせを要する製品であることから,この工作機械メーカーはA社のことをよく知っている。おまけに,技術者同士の交流もあって,A社の技術者の「懐具合」もある程度把握しているようだ。 私はこの幹部の言葉に驚いた。A社は技術者に限らず,一般の人にもよく知られたブランド企業であり,日を代表する高収益企業でもあるからだ。ここしばらく,何度最高益を更新したか分からない。それなのに,その社内には元気がなく,社員の給料が上がっていないというのである。経済誌などで絶賛されるその会社や,その会社を率いるトップの姿の裏に,元気をなくした社員の姿があるとはにわかには信じがたい。思わず

  • Appleとソニー,どっちも驚いた - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    4Gバイトのフラッシュ・メモリを内蔵して249米ドル。日では税込み2万7800円。米Apple Computer, Inc.が発売した「iPod nano」の値付けには,当に驚きました(Tech-On!関連記事1)。9月7日付けの日経産業新聞によれば,NAND型フラッシュ・メモリの2Gビット品の市中価格は,国内大口需要家渡しで1800〜2000円。単純計算すると4Gバイト=32Gビットを実現するには,メモリだけでも約3万円の部品コストがかかることになります。もちろん,Apple社は1チップ当たりの容量がもっと大きい品種を使っているでしょうし,韓国Samsung Electronics Co., Ltd.からフラッシュ・メモリを大量調達したとの話もあります。この価格設定でも十分利益を出せるのでしょう。それでも破格の値段であることは間違いありません。かつて「iPod shuffle」の1G

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