米国で半導体や電気自動車(EV)産業の育成が遅れている。16日にバイデン政権が巨額の補助金拠出を定めた産業育成法を成立させてから2年を迎えたが、同分野の国内生産は停滞が目立つ。サプライチェーン(供給網)からの「中国切り離し」も途上で、EV向けなどの電池では輸入の7割をなお中国に頼る。バイデン政権は2022年8月9日に半導体産業振興のための「CHIPS・科学法」、同16日にEVや再生エネルギー設
俳優の長澤まさみさんが自動車を背に「ありかも」と呼び掛けるテレビコマーシャル(CM)が話題になっている。広告主は中国の電気自動車(EV)大手「比亜迪(BYD)」だ。日本でなじみのないメーカーがどうして日本の人気俳優をCMに起用したのか。中国のEV大手の日本進出の狙いはどこにあるのか。 BYDは1995年に中国・深圳(しんせん)市でバッテリーメーカーとして創立された企業で、2003年に自動車事業に参入した。社名は「Build Your Dreams」の頭文字だという。 潮目を変える存在に 23年1月、日本の乗用車市場に参入し、今年6月25日には日本市場投入第3弾となるスポーツセダンのEV「SEAL(シール)」を発売した。価格は528万円からで、米テスラの似たタイプのEVと比較すると2割程度安い戦略的な価格だ。国や自治体の補助金を活用すれば、さらに安く購入できる。 東京都内で同日開かれた発表会
ポルシェはドル箱だった中国市場でブランドの神通力が低下している。写真は同社のスポーツEV「タイカン」(ポルシェ中国法人のウェブサイトより) ドイツの高級スポーツカーブランドのポルシェが、同社にとって世界最大の市場である中国で人気の凋落に直面している。 【写真】中国BYDが立ち上げた超高級車専用ブランド「仰望」のスポーツEV「U9」 「顧客のEV(電気自動車)シフトなど、市場の変化に適応するための対策をディーラーと協力して検討する」――。 ポルシェの中国法人は5月27日、そんな内容の声明を発表した。実はこの声明の裏には、ポルシェ車を販売するディーラーの一部が起こした中国法人に対する“抗議”があった。 ■本社役員を中国に派遣 事情に詳しい関係者によれば、これらのディーラーはポルシェ中国法人が提示した2024年の販売目標に同意せず、車両の仕入れを拒否する行動に出た。さらに、ドイツのポルシェ本社に
さらに「NSXを名乗るのかどうか」も不明である さて、たびたび話題となる「新型(3代目)ホンダNSX」ですが、今回ついにホンダが公式に「NSXらしき新型EVの製造に関する計画」を認めることに。 これはホンダのグローバル エグゼクティブ バイスプレジデントを務める青山市がモントレーカーウィーク開催期間中にジャーナリストグループに語ったもので、同氏によれば「2027年か2028年に(新しい)スポーツモデルを発表する予定です。NSXとは呼ばないかもしれませんが、NSX型のクルマです」。 なお、ホンダは2023年5月に「2つのスポーツモデルを開発中」「ひとつはフラッグシップ、もうひとつはスペシャルティ」だとコメントしており、このうち”スペシャルティ”はプレリュードとして発表済みですね。
中国の電気自動車(EV)メーカーであるZeekr(ジーカー)が日本市場に参入する。2025年にEVの販売を開始する見込みだ。同社の広報担当者は日経Automotiveの取材に対し、「右ハンドルの2車種から導入する予定」と答えた。 EV専業のZeekrは、中国・浙江吉利控股集団(Geely Holdingグループ、以下、吉利グループ)の傘下に置かれている。同グループは吉利汽車(Geely)で量販車を用意しつつ、Zeekrを2021年に設立して高級車ブランドとして展開している。トヨタ自動車における「トヨタ」と「レクサス」の関係と考えればいいだろう。吉利グループは2010年にスウェーデンVolvo Cars(ボルボ)を買収し、ドイツMercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)の株主にも名を連ねる。 Zeekrは2021年10月にEVの量産を開始し、累計販売台数は2024年7月時点で30万台を
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