27年ぶりのYUKIライブ 2024/8/11。僕は埼玉の戸田市文化会館で行われた”YUKI concert tour “SUPER SLITS” 2024”に参加した。前にYUKIの歌声を聴いたのは1997/05/27の代々木第一体育館。実に27年の歳月が経ってしまった。 なぜそんなに間が空いたのか。なぜ、それでも参加しようと思ったのか…
インターネットの未来の一断面を「総表現社会」と梅田望夫は「ウェブ進化論」(2006年)の中で希望をもって述べた。3年たった今日現在、日本という地域では、インターネットを能動的に利用する若い世代(おそらく40前後がその上限)、あるいはヒマ人以外には、表現をする人というのはほとんど現れていない。少なくともわたしと同世代(50歳前後)にはそのような表現をする人はほとんどいない。 例外的なアルファーブロガーというのはいることはいるが、梅田が期待したような、「不特定多数無限大」として1000万人程度の表現する人々は出現していないように思える。 例えば、わたしの世代では、中間管理職として企業の中核を担いつつ、家庭では子供が中学、高校、大学と、進学だ教育だというところで悩み、住宅ローンの返済に追われ、両親の健康状態が心配というような世代なのだが、彼らはほとんど表現していない。日々の日記として、会社の愚痴
近年のライトノベルってかオタク文化全体の状況として、本当にヤバいのはコンテンツの消費速度の加速だと思うのですよ。 ゴジラは50年保つコンテンツだったわけじゃないですか。ウルトラマンやライダーもこのままいけば50年くらいもちますよね。ガンダムは既に30年オタクの共通認識であり続けてる。 そういう神話世界の人たちを挙げなくても、第三世代オタクの一部はエヴァで10年以上遊んでいます。Kanonが今年で10年ですか。あかほりが関わったものでいえば、サクラ大戦が「10年戦えるコンテンツ」ですな。 ……いまの作品に、それだけの力があるのがいくつあるかな。あるいは、今の世代のオタク、第四世代の人たちが、一つの作品の記憶を10年も大事に抱えていられるかな。萌えキャラは量産されてますが、10年はちと厳しいにしても、5年付き合える娘さんはどんだけいます? 10年どころか、1年、半年で(つまりコミケごとに)、業
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