2014年も幕を明けた。広告/PR/マーケティング業界にとって今年はどのような年になるのか。 僕が今強く感じていることが、2014年は「ニューブランドムーブメント」とでも言える潮流が始まるのではないか、ということだ。 かつて2000年前後、世界的にいわゆるブランドムーブメントが盛り上がった。 幾多の「ブランド関連本」が出版され、セミナーやカンファレンスが開催され、多くの日本企業で「ブランド室」なるものが創設された。 「ブランド」「ブランディング」は華々しく扱われ、ある一定の理解を促進したものの、その多くはVI(ビジュアルアイデンティティ)の整理・統合、またブランド資産価値の把握などに帰着し、「ではビジネスに貢献する具体的継続策は?」という問いに答える前にフェードアウトしてしまった。 それと入れ替わるように勃興した「WEB2.0ムーブメント」に端を発し、時代はデジタルテクノロジーとソーシャル
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