6歳上の姉貴がいる。 中3の時、水泳の県大会で二つ隣の市まで行くことになった。 が、俺の住んでる所は秘境一歩手前のド田舎で、最寄のバス停・駅まで徒歩30分。(学校まではチャリで1時間) 大会の日は朝の5時半くらいに起きないと間に合わない計算だったが、案の定寝坊。 かーちゃんに起こされた時は6時過ぎで、慌しく支度して荷物引っつかんで外に出ると、 ツナギ姿の姉貴が隼(通称ブサコちゃん・姉命名)を暖気してるところだった。 ツーリングに行くらしいので、これ幸いとばかりに、渋る姉貴必死に頼み込んだ末、送ってもらうことに。 会場までの道で、一部線路と並走する道路があって、ちょうど他の部員が乗っている電車と並び、部のジャージとジェッペルという出で立ちの為、苦も無く発見され、手を振られ、冷やかされ…orz 姉貴は姉貴で 「どうだ弟よ恥ずかしかろう、寝坊した報いじゃw」 とか言いながらわ