「大丈夫でした」。北京オリンピックの実際のコースで18日に開催された、国際陸上競技連盟(IAAF)主催の20キロ競歩大会に出場した選手たちは、大気汚染の問題について、「思っていたほどひどくはなかった」と口をそろえた。マラソンの世界記録保持者であるエチオピアのハイレ・ゲブレシラシエ選手が参加を辞退し、女子テニス世界ランキング1位のジュスティーヌ・エナン(ベルギー)が不参加を宣言するなど、北京の大気汚染が問題となっている。しかし実際に競技を行った韓国選手たちは、「大丈夫だった」と評価した。 男子で10位となったキム・ヒョンソプや18位のパク・チルソン(ともにサムスン電子)ら韓国選手たちは、「練習のときは大変だったが、実際にレースが始まると汚染の問題はほとんど意識しなかったし、レースに影響を及ぼすほどではなかった」「大気汚染よりもコースが滑りやすいことの方が問題だった」などと述べた。 女子選