映像制作などのティー・ワイ・オーは今年7月1日付けで、アニメ制作の連結子会社ゆめ太カンパニーとハルフィルムメーカーを合併することを明らかにした。 ゆめ太カンパニーがハルフィルムメーカーを吸収合併するかたちで事業を統合し、合併後ゆめ太カンパニーは商号をTYOアニメーションズに変更する。合併比率は1対1、統合後の資本金は2000万円、代表取締役には、ゆめ太カンパニーの山口聰代表取締役とハルフィルムメーカーの春田克典代表取締役の両氏が就任する。 株式の持株比率はティー・ワイ・オーが83.3%保有するほか、山口聰氏も16.7%保有する。ゆめ太カンパニーの平成20年の売上高はおよそ4億4000万円、ハルフィルムメーカーの売上高は10億2000万円、両社の売上高の単純な合算は15億円程度になる。 また、当期利益はゆめ太カンパニーは4300万円の黒字であるのに対して、ハルフィルムメーカーは2億800
マンガ出版のマッグガーデンは平成20年3月期中間決算を、11月14日に発表した。売上高は7億1300万円と前年同期比で3%減になった。 営業利益、経常利益、当期純利益は前年同期比では大幅に縮小はしたが、依然赤字にとどまっている。営業損失は3400万円、経常損失は3800万円、当期純損失は4600万円である。 出版事業では、コミック誌で「月刊コミックブレイド」など10点発売して売上高は5400万円(前年同期比25.1%減)となった。コミック単行本は新刊40点を刊行したが、売上高は5億4400万円と前年同期比49.7%増と大幅な増加となった。また、返品率の管理の結果、返品金額は前年同期比で6500万円減少した。 一方で、アニメ化やキャラクター商品化によるライセンス収入は前年同期比で59.4%減の4400万円となった。これは人気アニメの『ARIA』のDVD販売などからのライセンス収入が減少し
金融庁は1月11日に証券業の廃止届けを提出した東京プリンシパル証券に対して、事前広告を行なわないなど廃業に至るまでの必要手続きを踏んでいないとして1月12日に業務改善命令をだした。 また、そのうえで同社の金融先物取引業の登録を取り消しした。 これに対して東京プリンシパル証券は、今回の手続き不備は法令の解釈不備によるもので、誠意を持って対応したいとしている。 そのうえで、今後は社名を「東京プリンシパル証券」から「東京証券プリンシパル・セキュリティーズ・ホールディング」に改名のうえ、証券業登録の必要ない範囲で投資関連業務を行なうとしている。 東京プリンシパル証券は、同社のホームページの情報によれば資本金2億円で平成13年7月に設立された。主な事業は国内外の機関投資家や富裕層に向けた資産運用である。また、主要事業としてヘッジファンドや外国為替と並んでキャラクターファンド(コンテンツファンド)
大手アニメ製作のプロダクションI.Gは、コミック出版社マッグガーデンに資本出資し、業務提携を行うと発表した。マッグガーデンは今回の業務・資本提携にあたり1株79,200円で2,250株の第三者割当増資を行い、その全額をプロダクションI.Gが引き受ける。 プロダクションI.Gの出資総額は1億7820万円で、マッグガーデンに対する株式保有率はおよそ15%になる。新株式の発行は12月4日に行われる。マッグガーデンは調達した資金のうち1億円をコミック作品のテレビアニメ化とキャラクターとキャラクターグッズの製作・販売に投資する。 プロダクションI.Gによれば、アニメ制作事業の同社とコミック専門出版のマッグガーデンは同じコンテンツ業界に属しているが、アニメとコミックという相互補完関係がある。 両社の経営資源を効率よく活用することでシナジー効果が図られるとしている。 具体的な提携内容として、プロダク
出版情報の新文化オンラインによると、アニメ関連商品販売のアニメイトは自己破産を申請している出版社ビブロスのビーボーイ事業を買収する。 新文化によれば、19日付で破産管財人とアニメイトの間で契約が結ばれた。アニメイトは新会社を設立し、ビーボーイ事業を引き継ぐ見通しだという。 今回、買収の対象となったビーボーイの事業は、ビブロスのなかで最も好調とされてきたボーイズラブ(BL)小説・マンガが中心となっている。ビブロスの経営の中核とされてきた。 それだけに経営破綻後は、いずれかの企業の買収されると考えられていた。今回、経営破綻からわずか2週間あまりで事業の継承先が決まり、あらためて同社のブランドの強さを見せつけた。 アニメイトは、業界最大手のアニメ関連小売店グループと知られている。グループ企業にムービックなど商品企画企業も抱えている。グループはこれまで書籍の企画も行ってきたが、キャラクター商品
« アニメブーム 誰が儲っているの?その1 | メイン | 『立喰師列伝』はエンタテイメント作品である » 2006.04.04 ミッキーはアニメ以下 米国で波紋を呼ぶ石原発言 東京国際アニメフェアで石原慎太郎都知事が発言したとされる「私はミッキーマウスが嫌いだ。ミッキーマウスには、日本のアニメが持つユニークな点が何もない。」という発言が、アメリカのメディアに波紋を投げかけている。 ことの発端は、米国の有力日刊紙であるニューヨークタイムズが、4月2日の記事で上記の石原都知事の発言を取り上げて、石原都知事のナショナリスティックな姿勢を批判したことにある。この記事は、アメリカの多くのアニメ関連のニュースサイトで取り上げられている。 これがさらに大手の通信会社UPIによって、ニューヨークタイムズの記事として全世界に発信されている。このため石原都知事の発言は、今ではアニメにあまり興味のない人に
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