こんばんは。ウェールズの歴史研究家たなかあきらです。 ウェールズの9世紀~11世紀にかけてウェールズ王家が分裂して戦いを繰り広げる様子を、様々な登場人物の人間模様の物語をシリーズで描いています。 今回からは新展開が始まります。兄弟で争い合ったウェールズの内乱。暴君化したウェールズ王の息子と、敗れた兄弟の息子が、これからにらみ合っていくストーリーです。 前回までの記事:新展開がスタートします。 それでは、お楽しみください。 これまでのあらすじ <登場人物> 復活のスタートは意外な展開から 最後に、たなかあきらコメント これまでのあらすじ ※分割していたウェールズ。緑の部分は後にイングランドとなるウェセックスやマーシア。 中世のウェールズは、主にグウィネズ(Gwynedd)、デハイバース(Deheubarth)、ポゥイス(Powys)の三国に分かれた内乱や、アングロサクソン族の国ウェセックスや