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  • 識者「阿武急は広域インフラ」必要性訴え 宮城で沿線住民ら集会:福島ニュース:福島民友新聞社

    「赤字か黒字かよりも、インフラをどう維持するかに主眼を置くべきだ」と訴える高嶋教授=31日、宮城県柴田町 第三セクター阿武隈急行の将来について沿線住民が語り合う集会「阿武隈急行を考える集い」が31日、宮城県柴田町で初めて開かれた。地方鉄道を研究する青山学院大の高嶋修一教授(日経済史)は、同県が検討しているバス転換について「客観的に見て難しい」と指摘し、地域インフラとして維持する必要性を強調した。 沿線住民や福島学院大の学生ら有志でつくる実行委員会の主催。宮城県が同県側区間をバスなどに転換する検討を進める中、鉄道の存在意義を確認する趣旨で開催した。 高嶋氏はバス転換を巡り、比較的利用が少ない同県側区間であっても「平日朝はほぼ満員の路線バス7~8台が必要となり、時間も余計にかかる。運転手確保も非常に厳しく、バス転換は容易ではない」と述べた。 阿武隈急行の利用目的は7割強が通勤・通学で、沿線居

    識者「阿武急は広域インフラ」必要性訴え 宮城で沿線住民ら集会:福島ニュース:福島民友新聞社
  • 郡山総合車両センター、5年ぶり一般公開 JR東日本、9月21日:イベント・レジャー:福島民友新聞社

    JR東日は9月21日、郡山市の郡山総合車両センターを一般公開する。入場無料。 一般公開は5年ぶり。車両の放送装置や行先表示器の操作体験のほか、メンテナンス作業の実演、車両の床下機器見学などが行われる。事前に参加券を購入すると鉄道古物販売に参加できる。 時間は午前9時半~午後3時。会場に駐車場がないため、自家用車では訪れないよう呼びかけている。

    郡山総合車両センター、5年ぶり一般公開 JR東日本、9月21日:イベント・レジャー:福島民友新聞社
  • 出入り口でQRコード読み取り通行...福島駅の回遊性向上へ社会実験:地域ニュース:福島民友新聞社

    福島市は11、12の両月の内1カ月間、JR福島駅東口と西口の回遊性を高めるため、駅構内の東西通路を活用した社会実験を始める。市は利用者数などを調査し、効果を検証した上で今後の導入について検討する。木幡浩市長が23日の記者会見で発表した。 通行可能となる場所は【図】の通り。社会実験には、JR東日が提供するウェブサービス「TOHOKU MaaS(トウホク・マース)」を使う。通行時に使用するQRコードをウェブサイトで取得し、出入り口に設置された端末で読み取ることで通行できる。通行時間は午前9時~午後9時。エスパル福島の改札口は午前10時~午後8時。 市は24時間自由に通行できる「東西地下自由通路」を巡り、狭いなどの意見を受け、社会実験に向けてJR東日と協議を重ねていた。 9月議会に提出する補正予算案にはQRコードを読み取る機械のリース代などとして580万円を計上した。

    出入り口でQRコード読み取り通行...福島駅の回遊性向上へ社会実験:地域ニュース:福島民友新聞社
  • 磐越東線で通勤しよう! 田村市、ダイヤに合わせた勤務時間:地域ニュース:福島民友新聞社

    田村市役所はJR磐越東線の利活用を促進するため、通勤利用に合わせた新たな勤務区分(勤務時間)を導入した。新たな勤務区分で磐東線に乗って通勤する職員からは「無理なく出勤できて朝の通勤時間に余裕ができた」といった声が上がっている。 市役所と行政局の最寄り駅となる船引駅、大越駅、神俣駅の上下列車の発着時刻に、職員の就業時間が合うよう勤務区分を設定した。書類での申請を省き、所属長へ申し出ることで利用できるようになっている。 これまでの勤務区分でも磐東線で通勤することは可能だったが、特に行政局では最寄り駅の到着時刻と始業時間との間に差が生じ、通勤利用を想定すると勤務開始時間まで時間が空くなど利便性が良くなかった。 市は、県とJR磐越東線の沿線自治体で組織する磐越東線活性化対策協議会で、磐東線の利活用促進に向けたアイデアとして職員の通勤利用を検討し、年度事業化した。公共交通を担当する市企画調整課の吉

    磐越東線で通勤しよう! 田村市、ダイヤに合わせた勤務時間:地域ニュース:福島民友新聞社
  • JR只見線「美食列車」で奥会津の食材を堪能 9月に3回運行:イベント・レジャー:福島民友新聞社

    県只見線管理事務所は9月7、14、15日の各日、JR只見線で奥会津の材を使ったフルコースを楽しめる「美列車 只見線ツアー」を開催する。各日定員50人で参加者を募集している。 ツアーは、昨年度の只見線全国高校生サミットで優秀賞を受けた生徒の提案。会津若松市の割烹田季野がプロデュースした限定メニューを提供する。田季野の女将(おかみ)馬場由紀子さんの解説を聞きながら会津地鶏や伝統野菜をふんだんに使った料理を味わえる。クイズラリーも企画し、全問正解者には沿線のお土産セットを贈る。 運行時間は午前10時15分会津若松駅発。只見駅まで乗り、午後4時に会津若松駅に到着する。基料金は1人当たり1万1500円。申し込みは出発日の14日前までにJR東日びゅうツーリズム&セールス「日の旅、鉄道の旅」で。 電話申し込み、問い合わせは大人の休日予約センター(電話0570・0107・39、ナビダイヤル。また

    JR只見線「美食列車」で奥会津の食材を堪能 9月に3回運行:イベント・レジャー:福島民友新聞社
  • 常磐線車掌「乗務員室のいすで居眠りしてしまった」 JR東に投稿:福島ニュース:福島民友新聞社

    JR東日水戸支社は8日、常磐線原ノ町―いわき間を1日午後6時ごろに走行していた普通列車内で、切符の精算などを行っていた20代の女性車掌が居眠りをしていたと発表した。列車の遅れなどはなかった。 JR東の投稿フォームに1日、「車掌が居眠りをしているようだった」と申告があったという。JR東が確認した際、女性車掌は「乗務員室のいすに座った際に居眠りをしてしまった」と話した。居眠りは数秒間を数回程度という。JR東は、今回の事象を重く受け止めるとした上で「お客さまに安心してご利用いただけるよう、責任感を持ち執務することを指導していく」としている。

    常磐線車掌「乗務員室のいすで居眠りしてしまった」 JR東に投稿:福島ニュース:福島民友新聞社
  • 阿武隈急行存続議論、宮城県側方針示さず 沿線協議会会合:福島ニュース:福島民友新聞社

    阿武隈急行の在り方について見解を語る宮城県の担当者(前列左から2人目)。向かって右隣は福島県の細川了生活環境部長 福島、宮城両県や沿線5市町などでつくる阿武隈急行線沿線地域公共交通協議会は5日、宮城県庁で会合を開き、経営が悪化する第三セクター・阿武隈急行(伊達市)の在り方を議論した。来年3月までに抜的な経営改善策をまとめる予定だが、宮城県側は鉄道維持への賛否を含めて方向性を示さず、目立った議論の進展はなかった。 「意見集約、秋までに」 実質的に協議を進める分科会の「阿武隈急行線在り方検討会」は1年5カ月間にわたり非公開で続いたため、この日は議論の進展状況が初めて公開された。 宮城県は「(鉄道、バス転換などを含む)輸送モードの検討は秋までをめどに作業を進める」と説明するにとどめ、検討状況については言及しなかった。 福島民友新聞社が入手した宮城県側のロードマップ(工程表)によると、同県は4月

    阿武隈急行存続議論、宮城県側方針示さず 沿線協議会会合:福島ニュース:福島民友新聞社
  • 福島の「Wきっぷ」販売終了へ JR東日本:福島ニュース:福島民友新聞社

    JR東日は9月30日、東北新幹線福島―仙台間と郡山―福島間で使える特別企画乗車券「W(ダブル)きっぷ」の販売を終了する。JR東が16日、発表した。 販売終了に伴い10月1日から、福島―仙台間で「やまびこ」普通車指定席の「新幹線eチケット」を割引料金で発売する。11月30日まで3割引きとし、12月1日から来年9月30日までは2割引きとする。このほか、交通系ICカードで乗れる「タッチでGo!新幹線」のポイント還元キャンペーンなどを実施する。

    福島の「Wきっぷ」販売終了へ JR東日本:福島ニュース:福島民友新聞社
  • 「飯坂線」懐かしい写真募集 運転開始から100周年、8月末まで

    福島交通(福島市)は1日、4月に運転開始から100周年を迎えた福島交通飯坂線の電車や駅舎などが写った写真の募集を始めた。8月31日まで募集し、一部を11月に市内で開くイベントで展示する。 現行車両が導入された2017年より前に撮られた写真を募集する。車両や駅舎、線路、踏切、駅周辺などが少しでも写り込んでいるもので、当時の生活感や季節感を感じ取れる写真を募集している。応募者1人につき先着で、車両内に掲示している100周年記念の中づり広告を贈る。 住所、氏名、電話番号、分かれば撮影場所と時期を明記し、写真またはネガを入れて郵送する。宛先は960―0241、福島市笹谷字古屋前2の5、福島交通鉄道部。写真とネガはデータ化の後、返送する。 同社鉄道部運輸課の菅野暢一係長は「駅周辺の当時の様子が分かるような写真を寄せてほしい」と呼びかけている。問い合わせは同社(電話024・558・4611)へ。

    「飯坂線」懐かしい写真募集 運転開始から100周年、8月末まで
  • 伊達市が新たなバス路線計画 駅への接続、回遊性を強化

    伊達市は、伊達駅や保原駅への接続強化、市内の回遊性を向上させるため、新しいバス路線を計画している。新路線は両駅と市役所、大型商業施設「イオンモール北福島(仮称)」、高子駅などを結ぶ。イオンモールの整備の進捗(しんちょく)に合わせた運行開始を目指している。 伊達駅と保原駅を結ぶ新しい路線での運行で、阿武隈急行への乗り継ぎ強化と人の流れの増加による地域の活性化が期待されるとしている。 13日に行われた伊達市議会の6月会議で議員の質問に市側が答えた。

  • 懐かしの路面電車...内部公開、伊達でイベント パネルや切符の展示

    「路面電車の日」に合わせて、路面電車展覧会が9日、伊達市保原町の保原中央交流館で開かれ、来場者が同交流館に保存されている路面電車「1116号車両」に乗り、かつての活躍に思いを巡らせた。路面電車を偲ぶ会の主催。 同電車は福島市と伊達市の保原町、霊山町などをつなぐ交通基盤として、1971年まで運行した。同展覧会では、先月にお色直しを終え、緑色の車体となった同車両の内部を公開した。 車内には、写真パネルや当時の切符など約35点を展示。来場者は伊達市内を走る路面電車や、廃線前に行われた鼓笛パレードの風景写真に見入った。 家族で来た福島市飯坂町の高橋正晴さん(59)は「幼い頃に乗った時は、すごく大きい乗り物だった」と懐かしんだ。

    懐かしの路面電車...内部公開、伊達でイベント パネルや切符の展示
  • 宮城県柴田町、阿武急支援金未払い「負担割合、合意至っていない」

    第三セクター・阿武隈急行(伊達市)の赤字を補填(ほてん)するため沿線自治体で取り決めた支援金を巡り、同社は10日、宮城県柴田町が2023年度の支援金を支払っていないと明らかにした。来の負担額は2358万円で、未払いにより同社の23年度純損失は3503万円まで拡大した。同社の抜的な経営改善策を探る検討会が進む中、足並みの乱れが浮き彫りになった。 冨田政則社長らが同日、同県角田市で開かれた株主総会、取締役会後の記者会見で説明した。関係者によると、福島、宮城両県と沿線5市町は23年度から経常損失の補填を申し合わせた。福島、宮城それぞれで5割を負担し、内訳は各県で協議することになったという。 柴田町は福島民友新聞社の取材に「宮城県側は負担割合の合意に至っていない」と説明。23年度の支払い要請に応じず、24年度当初予算にも計上していないという。検討会で議論される「鉄道維持の是非」に関しては「支援

  • 水郡線90周年で「鉄道博」 磐城塙駅で11月30日から2日間

    12月4日に全線開通から90周年を迎えるJR水郡線の魅力を県内外に発信しようと、県は沿線市町村や茨城県、JR東日と連携し、記念イベント「ふくしま鉄道博」を塙町の磐城塙駅と周辺施設で開催する。11月30日から2日間の開催を軸に、住民参加型のプレゼンテーション(提案)大会や各種展示などを検討している。地方鉄道を守るマイレール意識を高め、事業継続につなげる考えだ。 原案によると、イベントでは「水郡線を生かした地域の活性化」をテーマにプレゼン大会を開催。高校生や大学生、地域おこし協力隊、地元商工団体などの参加を見込み、駅や鉄道を活用して地域を盛り上げる企画を発表してもらう。優れた案は自治体や事業者が採用するという。 屋内施設では、水郡線を鉄道玩具「プラレール」で再現したり、路線風景を模したジオラマを展示したりすることを検討している。製作体験などの形で、沿線の子どもたちにも参加の場を提供する方向だ

    水郡線90周年で「鉄道博」 磐城塙駅で11月30日から2日間
  • 鉄道の国交付金活用へ、只見線と会津鉄道 県、自治体負担を軽減

    地域鉄道に対する自治体の財政負担を抑えるため、福島県がJR只見線と会津鉄道について、国の有利な交付金を受けられる「鉄道事業再構築事業」の活用を目指すことが8日、分かった。新型コロナウイルス禍や物価高騰を受け、地域鉄道に対する県と市町村の財政措置は4年間で2.8倍に膨らみ、負担軽減と利用促進が喫緊の課題となっている。県は年度中に再構築実施計画を策定する方向で、国の認定を受ければ県内初となる。 県によると、JR只見線、会津鉄道、野岩鉄道、阿武隈急行、福島交通飯坂線などの各路線に対する負担額は【グラフ】の通り。2018年度の約7億円から右肩上がりに推移し、22年度は約20億円に達した。 急増の要因は、新型コロナ禍による運賃収入の落ち込みに加え、資材・エネルギー価格や人件費の高騰を受けて財政支援の必要性が高まったことが大きい。阿武隈急行は県沖を震源とする21年2月の地震で線路などが損傷し、復旧

    鉄道の国交付金活用へ、只見線と会津鉄道 県、自治体負担を軽減
  • 阿武隈急行「維持」か「バス転換」か...宮城側が代替輸送本格検討へ

    経営が悪化する第三セクター・阿武隈急行(伊達市)を巡り、宮城県が鉄道からバス高速輸送システム(BRT)などの代替輸送に転換した場合の運行主体や設備投資、ルート案などについて、具体的な検討に入ることが31日、分かった。10月までに沿線自治体と意見を集約する方針。宮城県側は鉄道維持への賛否を示しておらず、検討次第で路線の在り方が大きく変わる可能性が出てきた。 経営改善策を探る「阿武隈急行線在り方検討会」が同日、福島市で開かれ、宮城県が明らかにした。 会合は非公開。複数の出席者によると、宮城県側区間の代替輸送について、同県は▽気動(ディーゼル)車▽BRT▽バス▽BRTとバスの併用―の4案を提示。〈1〉運行主体〈2〉運行ルート〈3〉運行ダイヤ〈4〉設備投資〈5〉まちづくりに与える影響〈6〉移行想定時期―などを検討し、鉄道を維持した場合と比較する考えを示した。 BRTやバス転換に関しては、新会社の設

    阿武隈急行「維持」か「バス転換」か...宮城側が代替輸送本格検討へ
  • 阿武急の維持、議論進まず 福島側は方針一致、宮城側は態度保留

    経営が悪化する第三セクター・阿武隈急行(伊達市)の経営改善策を探る「阿武隈急行線在り方検討会」の進展が見えない。2025年3月までに改善策をまとめる予定だが、鉄道の維持を望むかどうかという根的な問いに対し、宮城県側が態度を保留しているためだ。検討の遅れは車両更新の計画や次期予算編成にも直結しかねず、自治体からは焦りの声が漏れ始めた。(報道部・斉藤隼人) ◆◇◇来年3月までに 検討会は福島、宮城両県や沿線5市町、学識経験者など約15の個人・団体で構成する。23年3月の初会合では、施設の維持管理と運行事業者を分ける「上下分離方式」の導入やバス転換の是非などを含む8項目について、25年3月までの2年間で順次、結論を取りまとめることを確認した。 検討すべき8項目は【表】の通りで、結論に至った項目はまだない。当初「2カ月に1回程度」とした会合は今年1月18日の第5回を最後に4カ月が過ぎた。報道機関

    阿武急の維持、議論進まず 福島側は方針一致、宮城側は態度保留
  • 只見線の経済波及効果6.1億円 全線開通からの1年間、県が推計

    県は17日、豪雨被害から復旧したJR只見線の全線運転再開に伴う1年間の経済波及効果が、推計約6億1千万円に上るとの調査結果を公表した。さらなる利用拡大へ向けた起爆剤として年度、地元や観光客のニーズを反映したオリジナル観光列車の導入に向けて検討を格化させる。 会津若松市で開かれた只見線利活用推進協議会の会議で報告された。県が線路を管理する会津川口―只見駅間が再開した2022年10月から23年9月の1年分を調査し、全線再開による観光客数の増加数から経済波及効果を算出した。飲や宿泊、お土産購入などの直接効果が約4億1千万円、消費増による生産増といった第1次波及効果が約1億3千万円、さらに生産増による所得増などが約7千万円とした。 観光客数は鉄道利用者と自動車利用者でまとめ、新型コロナウイルス禍前の2019年度と比べて5万4047人増加し27万3898人となった。内訳は鉄道利用の観光客が4万

  • 只見線の映画完結へ、年度内にも上映 井草監督「世界に発信」

    金山町民有志でつくる奥会津金山移住・地住活性化委員会は、JR只見線を舞台にした映画「あいせき列車只見線」3部作の完結編を製作する。撮影スケジュールなどは今後詰めるが、年度内の上映を目指す。井草葉子監督は「3作目がこれまでの集大成となる。さまざまな人たちの力を借りて、日、世界の人たちに只見線の魅力を分かってもらえる作品にしたい」と抱負を語った。 より多くの人に只見線を知ってもらい、地域活性化につなげようと、金山町民が主体となり製作してきた。現在は動画投稿サイト「ユーチューブ」などで公開している。1、2部はそれぞれ25分程度の作品だったが、3部は1時間程度とする方向で調整している。 3部のストーリーは、金山町に里帰りした男性が、只見線を盛り上げるために奮闘する内容となる予定。1、2部には俳優の竹下景子さんや福山翔大さん、小野花梨さん、台湾出身の歌手PiA(ピア)さんらが出演した。現在は委員会

    只見線の映画完結へ、年度内にも上映 井草監督「世界に発信」
  • 事故絶えない「第4種踏切」...廃止進まず 県内94カ所、生活影響

    2年前の事故を受け、通行止めとなった第4種踏切を通過する飯坂線。悲惨な事故をなくすため、対策が急がれる=福島市飯坂町平野 警報機も遮断機もない「第4種踏切」への対策が進まない。2年前の福島交通飯坂線での死傷事故を契機に鉄道会社は廃止を進める考えだが、住民の合意が得られず、県内には94カ所の第4種踏切が残ったままだ。全国で事故が後を絶たない状況の中で対策は必須だが、費用面から代替策も難しく、専門家は「自治体を交えた対応が必要だ」と指摘する。 危険性認識 「使わないと生活が不便になる。廃止は困る」。買い物などで自宅前の第4種踏切を毎日利用しているという、飯坂線の沿線に住む福島市の男性(72)は切実な思いを語る。一番近い警報機と遮断機のある踏切を使っても、線路を渡るのに5分以上かかる。危険性は認識しつつも「廃止以外の策はないものか」と、対応を求める。 2022年4月の飯坂線の事故では電車と軽乗用

    事故絶えない「第4種踏切」...廃止進まず 県内94カ所、生活影響
  • サイクルトレイン本格導入に向け社会実験 只見線満喫号で5月

    JR只見線の臨時列車「只見線満喫号」(3両編成)で5月、列車内に自転車を持ち込める「サイクルトレイン」の社会実験が行われる。只見線利活用推進協議会、東北運輸局、JR東日東北部が11日、発表した。 只見線では昨秋、有識者らの協力で運用実験が行われた。運転上の問題がなかったため、格導入に向けて社会実験で効果を試す。 サイクルトレインが行われるのは5月11、12、18、19、25、26日の6日間で、満喫号は各日、会津若松―只見間を1往復する。1列車当たり区間最大8台まで自転車の持ち込みが可能。停車駅全てで乗降することができる。 利用するには乗車の3日前までに、申し込みフォームで申し込む。定員に達し次第、締め切る。サイクルトレインの利用は無料だが、乗車券を購入する必要がある。