廃止になった鉄道の代わりをバスが務めるのは定番の流れ。とはいえ最近は、ごく普通の路線バスが後釜になるとも限らない? 文・写真:中山修一 (JR根室線とその代替バスの写真つき記事はバスマガジンWebもしくはベストカーWebをご覧ください) 2010年代から、あまり客が乗らない鉄道路線の営業を取りやめる施策を積極的に行っているJR北海道。これまでに江差線をはじめ石勝線夕張支線、日高線、留萌本線等々に大鉈が振るわれた。 2024年4月には、その昔は北海道を横断する交通の大動脈だった根室本線の一部、富良野〜新得間(81.7km)、石勝線との線路重複区間を除くと富良野〜上落合信号場間(57.6km)が廃止された 根室本線は事情が少し特殊で、2016年の災害で東鹿越~新得間(41.5km)が不通になった都合により、その後8年近くの間、代行バスを挟んで路線を繋いでいた。 代行バスにはハイデッカータイプの