オーストラリアの格安航空会社(LCC)のジェットスター航空は16日、成田―メルボルン線を開設し、29日から週4便を運航すると発表した。東京とメルボルンを結ぶ唯一の直行便となる
ルフトハンザ ドイツ航空(DLH)はこのほど、乗客が荷物タグを事前にプリントする「ホームタグ」を開始した。成田-フランクフルト線で利用できる。 ホームタグは、乗客自身がオンラインチェックイン時にタグをプリントし、空港のセルフサービスのカウンターで直接チェックインできるシステム。導入により、チェックインの簡略化を見込む。 従来のタグとの違いはQRコードが埋め込まれている点で、タグを破損した場合もQRコードで確認できるようにした。また、RFID(無線自動識別)チップが埋め込まれているホームタグ専用ホルダーは、空港で受け取ることができる。 ホームタグは今後、フランクフルトとミュンヘン発のアジア・北米行き路線で、導入される予定。 関連リンク ルフトハンザ ドイツ航空
【倉富竜太】カメラ片手に空港へ――。そんな女子が増えている。その名も「空美(そらみ)ちゃん」。新関西国際空港会社が伊丹空港で女性限定の撮影会「空美ちゃん部」を開いたところ、応募が殺到。10日に開く今年2回目の撮影会も定員を大幅に上回る応募があった。 伊丹空港では2年ほど前から、カメラを手にした女性が目立つようになった。今では週末になると、空港ビルのデッキや飛行機を頭上に間近に見ることができる千里川沿いに、写真を撮る女性が並ぶ。 こうしたことから、新関空会社は今年3月、「空美ちゃん部」を伊丹空港で開催。50人で募集したところ、たちまち定員に達したため、急きょ増員し、81人が参加した。
MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)の完成イメージ=三菱航空機提供 三菱航空機(名古屋市)は22日、開発中の国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)」について、初飛行を2015年4〜6月、初号機の納入を17年4〜6月に延期すると発表した。 これまでは、初飛行は13年10〜12月、初号機の納入は15年度半ば〜後半としていた。開発スケジュールの延期は3回目で、今後の受注活動に影響する可能性もある。 関連記事国産初ジェット旅客機、初飛行が延期に 部品調達に遅れ7/25MRJ、受注合戦が正念場 年内に初飛行へ6/20レコメンドシステムによる自動選択最新トップニュース
新ブランド「バニラ・エア」について説明する石井知祥社長 【稲田清英】ANAグループの格安航空会社(LCC)エアアジア・ジャパンは20日、11月からブランド名を「バニラ・エア」に変えると発表した。実際の運航開始は12月下旬の予定。成田空港を拠点に、国際線を中心に観光客の多い路線に力を入れる。路線などは9月下旬に発表し、運賃は「少なくとも大手の半額にする」という。 石井知祥社長は会見で、新ブランドの「バニラ」について「シンプルでわかりやすく、質の高いサービスをめざす思いをこめた」と説明した。「リゾートやレジャー路線に特化し、国際線に比重を置いた新しいLCCをつくっていく」とも述べた。 エアアジア・ジャパンはANAとマレーシアのLCCエアアジアが共同出資して昨夏就航した。ただ、インターネットによる航空券の販売システムが「日本の利用客に使い勝手が悪かった」(石井社長)ことなどから利用は伸びな
新関西国際空港会社の安藤圭一社長は、格安航空会社(LCC)専用となる旅客ターミナルの開業が2016年になるとの見通しを明らかにした。ジェットスター・ジャパンなどの増便時期が不透明なため、15年度中を目指していた当初計画より1年遅れる。今後は旅客の伸びが見込まれる東南アジアの路線誘致に注力する。安藤社長が日本経済新聞の取材に答えた。新関空会社は昨年10月に供用を始めたLCC専用の第2ターミナルに
釜山便就航1周年の記念品を乗客に手渡す米原慎一社長(左)=北九州空港 【平林大輔】スターフライヤー(北九州市)初の国際定期便、北九州―釜山便が12日、就航から1周年を迎えた。搭乗率はやや苦戦しているが、最近は円安で韓国人客も増え明るさも出ている。狙うは「次の国際線」だが、そう簡単ではないようだ。 この日、北九州空港であった釜山便の記念式典。米原慎一社長は「ネットワークの拡大は必要」と、新たな国際線の開設が成長につながるとの考えを示した。 なぜ今、国際線なのか。航空会社にとって、収益の柱は国内線と国際線の二つだ。このうち国内線は、今春、羽田空港の発着枠拡大を受け、「ドル箱」路線の福岡―東京便を倍増させたばかり。当面、これ以上、拡大するのは難しい。 続きを読む関連記事愛する飛行機、新入社員が磨く 福岡・スターフライヤー4/2レコメンドシステムによる自動選択最新トップニュースこの記事の続き
関西国際空港と大阪国際(伊丹)空港が経営統合し、7月1日で1年になる。伊丹空港は統合で発着枠を広げ、航空会社は路線網を拡充。足元では空港の利用者も増え始めた。格安航空会社(LCC)の就航で新たな旅客需要を掘り起こす関空とともに、地元は空港に活性化の期待を託す。ただ伊丹空港では旅客ターミナルの改修計画がずれ込むなど誤算も生じた。運営権売却(コンセッション)を控え、統合効果を高める取り組みが必要にな
アジアの近隣諸国・地域に向かう格安航空券が値下がりしている。旅行会社が販売する7月上旬の成田空港発のチケットの最安値はソウル行きが前年比6割安く、台北行きも2割以上下がっている。格安航空会社(LCC)の就航に伴う競争激化などが値下がりの背景にある。7月上旬発の成田発の格安チケットの往復価格は、ソウル行きが4500~9千円、台北行きが1万~1万4千円。最安値はソウル行きが前年比65%安く、台北行
北海道エアシステム(HAC)は6日、8月から就航する丘珠―三沢線(函館経由)の主な運賃を発表した。8月1~31日までの函館―三沢線の普通運賃は1万3千円、丘珠―三沢線は2万3千円になるという。函館―三沢線は8~11月まで1日1往復就航する。HACは同日、新路線の開設方針を道庁の経営検討委員会に報告し、了承を得た。田村千裕社長は「増収の効果が見込めれば12月以
【動画】開港35周年迎える成田空港=井手尾雅彦撮影成田空港35年の歩みと、世界の主な空港の国際線旅客数成田空港を離陸する大型旅客機「A380」=朝日新聞社ヘリから、杉本康弘撮影離陸する大型旅客機「A380」。奥に広がるのは成田空港第2ターミナル=朝日新聞社ヘリから、杉本康弘撮影成田空港を離陸する大型旅客機「A380」=朝日新聞社ヘリから、杉本康弘撮影ボーディングブリッジに鈴なりの旅客機。日本の「世界への玄関」、成田空港は各国の航空会社が利用する=朝日新聞社ヘリから、杉本康弘撮影成田空港から飛び立つ大型旅客機エアバスA380=朝日新聞社ヘリから、杉本康弘撮影大手の飲食店や雑貨店が軒を連ねる成田空港の「ソラナカ」=18日午後、千葉県成田市、白井伸洋撮影 成田空港は20日、開港から35年を迎える。オープンスカイ(航空自由化)の時代が幕を開け、世界の空港との間で航空会社と旅客の争奪戦が始まった。
高橋はるみ知事は1日の道議会で、北海道エアシステム(HAC)の新規路線として函館―三沢線を検討する考えを示した。函館市がHACの筆頭株主である道庁に要望しており、知事は「需要見込みや機材繰りを踏まえ、HACが検討していく」と述べた。函館市の要望は、現在1日5往復している丘珠―函館線の一部を三沢まで延伸する内容。HACはすでに7月の丘珠―三沢線就航に向け、国と調整している。同社は「丘珠―三沢線就
新関西国際空港会社は2月28日、大阪国際(伊丹)空港の着陸料について航空機の騒音の大小に応じて3月末から最大2割引き下げると発表した。同日記者会見した安藤圭一社長は「騒音問題を抱える地元で、環境に優しい空港を目指す方向性を示したい」と発言。減収になっても低騒音機を増やすことで、地元に配慮する姿勢を強調した。伊丹空港の着陸料は現行の計算式を維持したうえで、航空機の騒音値に応じて決めた増減率を掛け
新千歳空港のターミナルビルを運営する北海道空港(千歳市)は2014年度にも、空港の近くに国際的な物流拠点を設ける。約46ヘクタールある自社用地を活用して物流や倉庫会社などを誘致。苫小牧港と連携して、輸出向け商品の加工施設の設置を計画する。物流拠点の稼働で空港の貨物取扱量を増やすほか、地域の活性化につなげる狙い。今回開発をするのは空港から約3キロメートル離れた自社用地で、13年度に開業予定の道央
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