パイロットが足りない――。「ピーチ」や「バニラ」で起きた格安航空会社(LCC)の減便問題では航空会社側の準備不足を指摘する声が相次いだ。だが、問題はそれだけだったのだろうか。航空業界の現役やOB、監督官庁や有識者に問題がなぜ起きたのかを聞いてみた。浮かんできたのは乗員養成や採用に関連した、過去何十年にもわたり見直されることのなかった制度の問題だ。高度成長期の遺物まず、日本で旅客機の操縦資格
全日本空輸が、目が不自由な秋田県視覚障害者福祉協会の会長ら4人の飛行機への搭乗をいったん拒否していたことがわかった。介助者の不足が理由だが、旅客係員が内規を誤って解釈しており、本来は介助者なしで搭乗できた。全日空は「ご迷惑をおかけして申し訳ない」と謝罪したという。 搭乗を拒まれたのは、同協会の煙山貢(けむりやまみつぐ)会長(72)と副会長の男性2人=いずれも全盲=、女性事務員の計4人。秋田空港で、5月29日午前8時10分の秋田発伊丹行き(プロペラ機、定員74人)の搭乗手続き後、タラップを上ろうとした際に止められた。 全日空によると、係員が「内規でこの大きさの飛行機は、介助者1人につき視覚障害者は2人までしか乗れない」と説明したという。だが実際は「介助者なしで4人まで」とあり、搭乗できるはずだった。 4人は大分市で開催された全国盲人福祉大会に向かう途中だった。機体の大きな羽田便に乗り換えたが
フィリピンの複合企業サンミゲルが計画する新国際空港構想の詳細が明らかになった。総敷地面積は1600ヘクタールで、年間7500万人の利用を想定。空港の規模は香港やシンガポールを上回る。このほど計画をアキノ大統領に提出した。3千メートル超の滑走路4本のほか格安航空会社(LCC)専用ターミナルも設置。鉄道駅、複合施設などを併設する。建設予定地は現
日本航空(JAL/JL、9201)は5月16日、国内線で「ペット料金事前お支払いサービス」を開始すると発表した。ペット料金を事前にクレジット決済するもので、6月4日から開始する予定。ペット料金の事前精算を導入するのは、国内の航空業界では初めて。 ペット料金はこれまで、出発30分前までにペット受付カウンターで手続き後に同意書を記入し、支払う必要があった。新サービスはJALのウェブサイトで申し込む。このサービスの導入で、当日に支払い手続きが不要になり、同意書も事前に用意できるので、ペットをスムーズに預けることができる。 サービス導入を記念して、JALマイレージバンク(JMB)会員を対象に展開する「JALペットクラブ」のポイントが2倍になるキャンペーンを8月31日まで実施する。通常は1檻(かん)1区間で1ポイントの割合で貯まる。獲得したポイント数により、1檻1区間の無料サービスやペット用グッズを
スカイマーク(SKY/BC、9204)は5月16日、今月31日に予定していたエアバスA330-300型機の就航を、6月14日に延期すると発表した。3度目の延期を決めた理由について同社では、安全運航のための調整に時間がかかるためとしている。 SKYでは当初、3月25日から1路線目となる羽田-福岡線に投入する予定だった。その後、整備場の認可遅れなどが重なったことで4月18日にずれ込み、さらに準備が遅れたとして5月31日に再延期。今月に入り、6月のA330運航便の一部をボーイング737-800型機に変更すると発表していた。 SKYは737については各就航地に整備士を置いているが、A330の整備士は福岡に置かず、羽田のみとなる。これに伴う運航乗務員の訓練など、現状では運航開始まで時間が必要と判断し、延期を決めた。 監督する国土交通省航空局(JCAB)も、SKYが初めてエアバス機を導入するにあたり、
羽田、成田両空港に発着できる航空便を増やす国土交通省の検討案が明らかになった。まず東京上空の飛行制限を緩め、2020年の東京五輪までに14年度末の計75万回から約1割増の約83万回にする。両空港で滑走路も新設して30年代をめどに最大110万回に増やす。韓国・仁川空港などに対抗し、人やモノが集まるアジアのハブ空港をめざす。国交省が月内にも開く有識者会議で案を示し、周辺自治体や航空会社などと協議に
格安航空会社のインディゴが、エアバスA320の定期点検に入るとエコノミックタイムスが伝えた。 これはスリランカ航空とインディゴの親会社であるインターグローブ・グループが決定したもので、スリランカ国内で第二の規模を誇るマッタラ・ラージャパクシャ国際空港(MRIA)でCチェックと呼ばれる検査が約2週間に渡って行われる。 このことはスリランカの航空検査技術が国際的に信頼に値するものである、という証明になると同時に、インディゴにとっては同様の検査を受けるために機体をヨーロッパまで運ぶ必要がないというメリットがある。 《編集部》
(CNN) 航空会社評価サイトがまとめた世界の航空会社の安全度ランキング2013年版で、最も安全な航空会社にオーストラリアのカンタス航空が選ばれた。全日空もトップ10にランク入りした。 ランキングは「AirlineRatings.com」がまとめたもので、世界448の航空会社について、墜落事故の記録や航空規制当局の記録を調べ、機内サービスや食事などの質も加味してランク付けした。 その結果、448中137社が満点の7つ星を獲得した。中でもカンタス航空は、1950年代の創業以来、死亡事故を起こしていない実績が評価されてトップに選ばれた。 次いでニュージーランド航空、全日空、キャセイパシフィック航空、エミレーツ航空、エティハド航空、エバー航空、ロイヤル・ヨルダン航空、シンガポール航空、ヴァージンアトランティック航空がトップ10にランク入りしている。 一方、カザフスタンのスキャット航空、アフガニス
エアバスは現地時間5月9日、A350 XWBの試験機(MSN4)を用いて、水たまりのある滑走路での認証試験を実施し、成功したと発表した。 水たまりのある滑走路で試験するA350 XWB(MSN4)=14年5月 PHOTO: Jean-Baptiste ACCARIEZ, Master Films/Airbus 水たまりの深さは最低22mmで、速度は60ノット(約111km/h)からスタートして140ノット付近まで速度を増した。前脚(ノーズギア)から発生した水しぶきが、エンジンや補助動力装置(APU)に入り込むかを検証した。 同試験では、逆噴射を含むさまざまな状況をテストするため、試験機は水たまりのある滑走路に数回進入した。 A350 XWBは現在4機の試験機でテストを実施中。合計で350回以上のフライト、1600時間以上を飛行している。2014年前半には、中東やカナダでテスト済み。数週間以
エティハド航空(ETD)は、12月からボーイング787-9型機をアブダビ-デュッセルドルフ線に導入する。 座席数はファースト8席、ビジネス28席、エコノミー199席の計235席。デュッセルドルフ線へ投入後は、2015年1月にワシントンDC線とムンバイ線に順次導入する。 ファーストは「ファースト・スイート」の名称で展開し、シート配列は1-2-1。内装はB/Eエアロスペース社が手がけ、幅26インチ(66センチ)のシートは伊家具メーカーのポルトローナ・フラウ社製のものを採用した。 ETDは787を10-12月期(第4四半期)に2機、2015年に3機、2016年に3機、2017年に9機受領予定。2023年までに、787-9を41機と787-10を30機の計71機が引き渡される見込み。
スターフライヤーは羽田/関西線で2014年5月7日搭乗以降の運賃の追加、値下げしました。運賃の追加は5月30日から7月17日搭乗分のSTAR28Aです。 また、変更はSTAR45が6月16日から7月17日、STAR14が5月16日から7月17日、STAR3が5月7日から7月17日、STAR1Aが5月7日から7月17日搭乗分です。5月2日から新運賃で販売しています。 STAR45の変更は金、土の羽田発関空着SFJ21便で、いずれも10,100円としています。なお、その他の変更の詳細、運賃額はスターフライヤーのホームページを参照ください。
日本航空(JAL、9201)は、5月に関西-札幌線の臨時増発と伊丹-那覇線で機材変更を実施する。繁忙期の需要に対応するため。 関西-札幌線はジェイエア(JAR)が運航。ゴールデンウィーク期間中、3便の増発が決定した。JL4921便は5月3日午前9時50分に関西発、11時40分に札幌に到着。同じ日のJL4926便は札幌を午後3時30分に出発し、午後5時35分に関西着。使用機材はボンバルディアCRJ200型機。 5月6日の臨時便はエンブラエル170型機で運航。JL4923便は関西を午前10時50分に出発、午後0時40分に札幌着。JL4927便は午後3時50分に関西を出発し、午後5時40分に札幌に到着する。札幌発のJL4924便は午後1時10分に出発し、午後3時15分に関西着。JL4928便は午後6時10分に札幌を出発、関西着は午後8時15分。 伊丹-那覇線は5月1日から30日までの間、ボーイン
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