西武ホールディングス(HD)の後藤高志社長は、米投資ファンド・サーベラスが筆頭株主として発行済み株式の35・5%を握る状況について、「沿線の企業、個人の皆さんに株を買ってくれるよう、心からお願いしたい」と述べた。第三者がまとまった数の株を買い占め、経営に関与してくる事態を防ぎたい考えを示した。 19日までに朝日新聞のインタビューに答えた。4月に再上場を果たした西武HD株を、サーベラスは主幹事証券との契約によって10月19日まで売却できないが、この先、だれに売るかが注目されている。西武株には、鉄道大手などが興味を示しているとの見方もあるが、後藤社長は株の売り先は「サーベラスと一切話をしていない」と強調。株主構成にかかわらず、引き続き独立経営にこだわる姿勢を示した。 また、サーベラスが企業価値を高めようと求めたプロ野球の埼玉西武ライオンズの売却は「グループにとって不可欠な存在。ないと断言できる
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く