主に新大阪と和歌山県内を結ぶJR西日本の特急「くろしお」での車内販売が13日で終了する。これでJR西日本管内を走る全ての在来特急で車内販売が姿を消すことになる。15年前から販売員を務める小牧有紀子さん(35)(和歌山市加納)は「思い出の詰まった電車に乗れなくなるのはさみしいけれど、最後まで笑顔で頑張りたい」と話す。(梨木美花) くろしおは最長では京都―新宮をつなぐが、現在、車内販売は新大阪―白浜間のみで行われている。小牧さんが仕事を始めた頃は京都から新宮までの片道約4時間半の全区間で販売していた。 なかでも白浜から新宮にいたる道中は比較的カーブが多く、車体のバランスをとるための「振り子装置」が機能し、よく揺れることでも知られる。この区間で車内販売をする時は、乗り物酔いのような状態になった乗客に、気分をさっぱりしてもらうため、炭酸入りジュースを勧めたのが小牧さんにとっても懐かしい思い出だ。
名古屋市の蒸気機関車(SL)運行構想で、市は四日、「大井川鉄道」(静岡県)がSLを貸し出す条件として、展示用のSL「C12」の復元費用を負担するよう求めていることを明らかにした。復元には多額の費用を要するため、市は大井川鉄道が運行しているSL「C56」を借りる交渉を続ける。
西日本鉄道、筑豊電気鉄道、西鉄バス北九州、西鉄バス筑豊の4社は、筑豊電気鉄道の交通系ICカード「nimoca」導入を機に、「nimoca」乗継ぎサービスを3月14日から開始する。筑豊電鉄線と西鉄グループのバスを乗継ぎ利用すると、「nimocaポイント」が通常より多く付与されるという。 新サービスでは、筑豊電鉄線と西鉄高速バスを90分以内に乗り継ぐと、通常の「nimoca」ポイントの他にさらに片道200ポイント(往復400ポイント)を後日プレゼントするとのこと。筑豊直方~筑鉄直方・直方バスセンター間、通谷~通谷電停間の乗継ぎが対象となる。新サービス導入にともない、現行の「ちくバス天神きっぷ」「電車バス連絡回数券」は3月13日限りで販売終了。6月13日以降は使用もできなくなるとのこと。 あわせて筑豊電鉄線と西鉄バス北九州・西鉄バス筑豊が運行する一般路線バスを乗り継ぐことで、通常2%のポイントが
武豊線(大府~武豊間)が電化され、3月1日から電車による営業運転が始まった。これまでのキハ75形・キハ25形に代わり、313系が主力車両となる。JR東海は武豊線電化開業に合わせ、313系28両を新製投入するとしている。
相模鉄道は4月11日、神奈川県海老名市のかしわ台車両センターにて、「相模鉄道 車両基地見学会2015」を開き、事前応募制で2,000名を無料招待する。 見学会では、車両整備に欠かせないオーバーヘッドクレーンや軌道整備専用車マルチプルタイタンパー、軌陸両用車などを実演。記念撮影もできる電車運転台見学、車内アナウンスやドア開閉を行う車掌体験といった催しも用意する。20組限定の車両センター見学ツアーも実施するほか、車両基地内の体験乗車、相鉄キャラクターそうにゃんとの記念撮影会、相鉄グッズ販売なども行う。電車運転台見学や車掌体験など一部の体験イベントは人数限定となっており、申込みの際に第2希望まで選ぶこととなっている。 参加希望者は、相模鉄道車両基地見学会2015参加応募フォーム(パソコン・スマートフォン用)から申し込むか、郵便はがきに必要事項を記載して送る必要がある。3月13日締切(必着)で、当
日本の国際協力機構(JICA)は、アフリカ東部ケニアの首都ナイロビの地方行政府の要請を受け、日本の新交通システムを導入するための調査に乗り出す方針を固めた。3月下旬にもケニア政府と日本政府の間で合意を交わし、今年半ばから18カ月間、調査を実施する方針。「建設可能」との調査結果が出れば、数年後の建設着工に結びつけたい考えだ。 日本政府は現在、人口が急増している東南アジアやインドなどに、新幹線など日本の交通システムを輸出することに力を入れている。ナイロビでの新交通システムの導入が実現すれば、急成長が続くアフリカに、日本の交通システムを輸出するための大きな足掛かりになりそうだ。 関係者によると、導入が検討されているのは「東京臨海新交通臨海線」(ゆりかもめ)と同様の新交通システム。商業施設が集中するナイロビ中心部を取り囲む環状線の建設が想定されており、調査では、建設コストや利用者の推移、環境への影
熊本県と天草地域2市1町などが出資する第三セクター「天草エアライン」(天草市)が、23日に就航15周年を迎える。保有機はわずか1機(39人乗り)ながら、2009年度から5年連続で単年度黒字を続け、最近は全国放送のテレビ番組で「奇跡」などと相次いで取り上げられるほどの勢いだ。ただ現実は、行政側の補助金が経営を支えている面もあり、社員たちは「少しでも収益を」と奮闘を続ける。「日本一小さな航空会社」の営業の舞台裏を探った。 □現場が前向きに 同社は、熊本県が00年に天草空港を開設したのを機に、福岡、熊本便を就航させた。当初は県OBらが社長を務め、ビジネス客や住民の利用で経営は順調だったが、やがて搭乗率は徐々に低迷し、赤字決算が続いた。 09年に日本航空(JAL)出身の奥島透氏が社長に就任したのが転機となった。民間からのトップ就任は2人目。「自分たちで何ができるか考えよう」と、社員たちにハッ
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