淀川下流に架かる阪神なんば線の橋が架け替えられることになりました。理由は、橋桁が「水面すれすれ」にあるため。防災機能を強化すべく、橋とともに前後の区間もかさ上げされます。 伝法駅、福駅も「かさ上げ」へ 国土交通省近畿地方整備局、大阪府、大阪市、阪神電鉄は2017年1月11日(水)の会合で、阪神なんば線の「淀川橋梁(きょうりょう)」を架け替える方針を確認しました。 架け替えられることになった淀川橋梁。赤い点線が計画堤防高。橋桁が堤防よりも低く、防災上の問題が指摘されている(画像出典:国土交通省近畿地方整備局)。 近畿地方整備局によると、淀川橋梁は長さが758m、橋桁の高さが水面から4.28m。淀川下流部の橋では最も低く、洪水時には水の流れを妨げる要因になるといいます。また、線路面は堤防よりも低いことから、高潮の際には列車の運行を止め、鉄の扉で線路をふさいで対応している状況です。 淀川橋梁は堤
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