グロテスクな教養 スポンサード リンク ・グロテスクな教養 ■君たちはどう生きるか 著者によると、学歴エリートが「僕は単なる受験秀才じゃないぞ」を確認しあうための孔雀の羽として、教養を肥大化させてきたのだという。日本においては受験における勝利の評価が低いので、だからこそ学歴エリートはもう一段上の自分を形成するために教養を求めたと分析されている。 そうした一部の人たち向けの典型的な指南書として、雑誌「世界」の編集長となる吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」が何度も引用されている。 ・君たちはどう生きるか これは私も学生時代に読んだ。ベストセラーである。 「君のような恵まれた立場にいる人が、どんなことをしなければならないか、どういう心掛けで生きていくのが本当か」を語る内容。著者曰く「どう生きるかを主体的に選びうる「君たち」というのが実は少数の特権的な男の子たちだけを指して」いるとする。 そして