筆者は米Microsoftに対して,「Windows Vista」に関する否定的な見解が増える一方という状況を打開すべきだと,何カ月も前から忠告し続けてきた。ところが,これまで同社は臨時に白書を発行して「すべて好調」という内容の調査結果と販売実績を示しただけの,中途半端な対応しかとっていない(関連記事:Microsoft,企業に「Windows Vista」移行を説得)。 米Appleの「Switcher」広告,何もわかっていない技術通やブロガーの存在,「Windows Vistaは単なる失敗作」という認識の広がりは,最終的にMicrosoftまで影響を及ぼす可能性がある。というのは,米Sanford C. Bernsteinのアナリストが2008年6月第2週,Microsoftの2008会計年度(2007年7月~2008年6月期)と2009会計年度(2008年7月~2009年6月期)の業
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