本サイトで連載中『山根博士の海外モバイル通信』でおなじみ香港在住ケータイ評論家でありコレクターの山根康宏氏よりご寄稿いただきました。 この冬の各通信事業社の新製品はスマートフォンが中心となっており、いわゆる“ガラケー”中心だった日本の市場も大きな変革を迎えようとしている。だが、ヨーロッパやアジアではメーカー端末を通信事業者が販売することが一般的だ。そのためメーカーは自由にスマートフォンを開発し、毎月のように新製品を市場に投入している。 特に海外ではFacebookやTwitterなどのWEBサービスの利用が急増しており、消費者もスマートフォンの通信事業者固有サービスへの対応はあまり求めなくなってきているようだ。ウェブブラウザーを搭載しマルチタスクで動くスマートフォンは、海外の携帯電話利用者の多くにとって使いやすい“旬”な製品であるわけなのだ。 そのため海外では複数の事業者から同一スマートフ
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