インターネットのおかげで情報をよりはやく得ることが可能になって、オタク的にはとってもありがたいことこの上ないわけですけども、でもたまに、それが鬱陶しいなと思うときもある。 周りに都合よくオタク仲間がいるとも限らず、いても同じ作品に手を出しているとも限らず、まとまった形でのオタク情報といったら月刊のアニメ誌や週刊のゲーム誌くらいでしか拾えなかった時代、アニメを見て、ゲームをやって、なにかを解釈することには自分の頭を使った。望むと望まぬとにかかわらず、それしかなかったから。面倒なら、解釈無しで放り投げるだけのこと。 今は、ネットで検索すればチョチョイのチョイで、他の人の意見が見られる。ありがたいご論評を読むことができる。で、だ。それと同じことしか言わなくなるんだ。それらしく展開されている他人の文章に頷き、その受け売りを別のところで披露し、「俺もそう思ってたんだよ!」と付け加えてはい終了。うわ、