卒業後の内定率は23.6%――。マイナビが既卒者に行った調査によると、卒業後も就職活動を続けている人の内定率は低い数値であることが明らかになった。まだ内定を獲得していない人に、就活終了時期を聞いたところ「就職先が決まるまで継続」(86.5%)が大多数を占め、決まるまで粘り強く活動する姿勢がうかがえた。 在学中の志望業界を聞いてみると、「マスコミ」「食品」「官公庁」を挙げた人が多かった。卒業後もこれらの業界を志望する人は多いが、在学中よりは減少。その代わりに「教育」「医療・福祉」「公共・団体」などが増加し、視野を広げる動きがみられた。志望企業が変わったかという問いについては文系学生や、既卒2年目以降の学生を中心に、59.8%が「変わった」と回答している。 企業の対応に違いは? 在学中と卒業後で、企業の対応に違いはあるのだろうか。この質問に対し、「現役の大学生に対する対応とほとんど変わらないよ