これはボブ・ウォルシュの新刊「Micro-ISV: ビジョンから現実へ」(Micro-ISV: From Vision to Reality)に寄せた私の序文だ。 ~ どうして私がMicroISV運動のシンボルみたいになってしまったのだろう? こともあろうに私が。ええ? 私がFog Creek Softwareを始めたとき、それを小さな(micro)ものにしようなんてちっとも思っていなかった。計画では120カ国にオフィスを持つ大きな多国籍ソフトウェア企業を作り、マンハッタンの摩天楼にある本社には屋上にヘリポートをつけてハンプトンまですぐに飛んで行けるようにするつもりだったのだ。そうなるまでには何十年かかかるかもしれないが——私たちは自力でやっているし、常にゆっくりと注意深く成長するように心がけている——しかし私たちの夢は小さなものなんかでは決してなかった。 それにMicroISVという用語