デビュー戦からの公式戦連勝記録を更新し続けている将棋の史上最年少棋士、藤井聡太四段(14)が7日、大阪市福島区の関西将棋会館であった対局に2連勝し、連勝記録を「22」に伸ばした。歴代の連勝記録でも、羽生善治三冠(46)ら3人に並んで3位タイに入った。 藤井四段はこの日、五段以下の棋士らが戦う上州YAMADAチャレンジ杯に出場。午前の1回戦で都成(となり)竜馬四段(27)を、午後からの2回戦で阪口悟五段(38)を破った。 都成四段は「十七世名人」の資格を持つ谷川浩司九段(55)の弟子。2013年、プロ入り前の奨励会三段の時に新人王戦で優勝している。 勝った藤井四段はベスト8入りをかけ、午後3時半から3回戦を戦う。 歴代の連勝記録(段位・称号は達成時) ①28連勝 神谷広志五段(1987年) ②24連勝 丸山忠久五段(1994年) ③22連勝 塚田泰明六段(1986年) 羽生善治棋王(1992