以下で該当箇所を少しだけ引用してみたい。 想像してみてほしい。 10歳の頃の記憶はそのすべての日々が瑞々しく鮮やかに思い浮かぶが、40歳の頃の記憶など、3つも思いつけばいいほうだ。 海馬に蓄えられている記憶の量からしてその程度のものなのだ。 要するに、人生は年齢ではなく、その密度の積分である。 坂本龍馬や三島由紀夫が崇拝されるのも、短く太い人生を生きたからだ。 フランスの哲学者ポール・ジャネは、「生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例する」と言った。 人生とは時間の長さだけでなく、その密度が大事であり、それこそが豊かさの本性であると彼は喝破したのである。 さて、いかがだろうか? 人生とは時間の長さだけでなくその密度が大事。 そしてそれこそが豊かさの本性。 この箇所は私にとって本当に強く印象に残った。 そして「ではどのようにすれば時間の密度を高めることができるのか?」といった読
![「豊かさの本性は時間の密度にあり、意識の使い方が時間の密度を高める」という言及に触れて考えたこと。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/66c00843c07cfa8708ec84e50a3b9c3faa1ae6a5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Franger.blog%2Fwp-content%2Fuploads%2F2024%2F07%2Ftime-density.jpg)