9月8日、米グーグルはレストラン評価本を発行する米調査会社ザガット・サーベイを買収したと発表した。昨年5月撮影(2011年 ロイター/Arnd Wiegmann) [ロサンゼルス 8日 ロイター] 米グーグルGOOG.Oは8日、レストラン評価本を発行する米調査会社ザガット・サーベイを買収したと発表した。買収額などは明らかにしていない。 創業32年のザガットは、世界中のレストランを利用者の口コミなどで評価し、ランク付けするガイドブックで知られる。グーグルは、既存の地図検索サービス「グーグルマップ」とザガットのレストラン情報を連動させるとしており、今回の買収が「地域情報提供」の要になるとしている。 UBSのアナリスト、ブライアン・フィッツ氏は「(買収は)グーグルが地域情報とモバイルに注力していることを示すものだ」と指摘。レストラン情報の拡充により、グーグルマップの集客力が一段と強化されるとの見