『石油中毒』 2006年1月31日、第43代合衆国大統領ジョージ・W・ブッシュは下院議場で年頭恒例の一般教書演説を行った。相変わらず自画自賛とウソの目立つ内容だが、今回の演説では、新たに興味深いフレーズが登場した。大統領はこう言ったのである: 「アメリカは石油中毒で、その多くは政情が不安定な地域からの輸入に依存しているのです。」 (America is addicted to oil, which is often imported from unstable parts of the world.) 石油中毒!?今更何を・・・?全米国民の約半数はそう思ったことだろう。米有名ブログ『Attytood』は、これを揶揄する替え歌『Addicted to Oil(石油におぼれて)』(故ロバート・パーマーの80年代大ヒット曲『Addicted to Love(恋におぼれて)』のパロディ)を即座に掲