天下の幻冬舎が出している女性誌『GINGER』。 そのGINGER webに「映画をひとりで観ても哀しくならないテクとは? ~独女時間の正しい過ごし方~」というエントリーを掲載した。記事の中身は、タイトル通りなんだけど「え、この文章を書いた人は、映画館に行ったことがあるの?」と突っ込みを入れたくなる内容で、プチ炎上が起きている。 →魚拓 この記事では以下の4つの方法をあげている。 (1)入り時間は「あえて」遅刻してしまおう (2)3D眼鏡をお守りにしよう (3)ハンカチ必須! ひとり映画の醍醐味とは? (4)映画エンドロールの途中で、立ち去ろう それぞれ見てみましょう。 遅刻して劇場にくるのは迷惑 公開時間に遅れてくるのは、先に入っているお客さんにとっては迷惑。問題の記事では「予告編の【途中】から駆け込むこと」がとてもオススメ」と書いているが、全席指定の劇場であれば、館内が暗いため、どこに
はじめにわたしは大田区に住んでいる障害者で現在休職中だ。 お金に困り、生活保護の相談もしたことがある。 就労移行支援サービスを使い、社会復帰を目指している。 前年の収入は非課税であったため、受給者証を取得すると無料(またはわずかな金額)で就労移行支援サービスを使うことができるので電話をした。 最近自立支援医療の期限が切れてしまっており、3ヶ月前に障害者手帳と一緒に申請したのだが、障害者手帳は届いたが自立支援医療の受給者証はまだだったため、まずそのことから尋ねた。 以下、あらましを簡単に。 電話をした私「障害者手帳は届いたのだが、自立支援医療の受給者証が来ていない」 A「生活保護は受給されていますか?」 私『受給していません」 A「相談窓口におつなぎいたします」 B「電話変わりました。生活保護は受給されていますか?」(この時から大声でかなり不機嫌でした) 私「先ほども申し上げましたが、受給し
日本型雇用を誰が殺したのか 日本型雇用を誰が殺したのか(その3) 大きな格差が残った「公務員」と「テレビ業界」 要約:民間企業が年功序列の逆流による人件費過剰問題に対処する一方、直近の収益を求められない公務員と慣習的寡占状態にあるテレビ業界では対処が遅れた。このため、両業界では民間一般に比べ賃金水準が著しく上昇する一方、賃金体系の年齢差別、サービスの削減や下請けからの搾取という形で高い賃金を補填している状態が続いている。 公務員、とくに地方公務員の所得は民間に比べ平均年収が200万円高く、上場企業正社員と比較しても100万円以上高い1。この点は批判されることが多く、実際選挙でそれを訴えて当選した人は少なくない。地方公務員の所得が民間の傾向から乖離して著しく上昇を始めるのが1992年ころである2。ちょうどバブルの崩壊と重なっていたため「不況のせい」と言われることもあったが、別記する実態を鑑み
この原稿は2008年頃に掲示板に書き込んだものが元となっていますが、人件費率上昇の原因以外の部分について、2007年には八代尚宏「日本の労働市場改革を急げ!」というかなり近い趣旨の発表があります。そのほか、この原稿と似た主張をしているものには、主に以下の文献があります。 経済企画庁 「昭和55年 年次経済報告 第5章 第1節 高齢化,高学歴化,女子の進出のなかの雇用問題」 1980 島田晴雄 「日本の雇用 21世紀への再設計」 筑摩書房 1994 isbn:978-4480056030 八代尚宏 「日本的雇用慣行の経済学―労働市場の流動化と日本経済」 日本経済新聞社 1997 isbn:978-4532131340 Paul Wallace (原著), 高橋 健次 (翻訳) 「人口ピラミッドがひっくり返るとき―高齢化社会の経済新ルール」 草思社 2001 isbn:978-47942105
タクシーも似たようなものである。東京都内を走るタクシーの数(個人含む)は2008年度には6万台を突破していたが、その後、業界は猛烈な勢いで減車を進めており、2016年度には4万8000台まで減少した。8年間で20%もの供給減である。 タクシーがつかまらないのではなく、むしろあまりにも消費者がタクシーに乗らなくなったので、2割も供給を削減したというのが実態である。ここに来て、ようやく需要と供給のバランスが取れ、タクシーがつかまりにくくなっただけに過ぎない。 加えて都内の場合には、配車アプリの普及という別の要因もある。日本交通など大手タクシー会社は、独自に配車アプリを開発しており、スマホからの呼び出しや予約が可能となっている。 日本ではウーバーのようなライドシェア型のサービスは規制で実現できないため、タクシー会社によるサービスに限定されるが、大手ならかなりの台数が走っているので実質的には不便は
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