お茶を出そうか、やめておこうか。来客の際に悩む場面は数多い。それが区議会の委員会となればどうだろう。東京都豊島区議会が、委員会に出席した区会議員に職員がお茶を出すべきかどうかについて、14年余も結論を出せないでいる。水筒やペットボトルの持ち込みについては、4月からの試験導入で合意したものの、最大会派の自民党豊島区議団は「一定のルールづくりが必要」として慎重な姿勢を見せている。…
お茶を出そうか、やめておこうか。来客の際に悩む場面は数多い。それが区議会の委員会となればどうだろう。東京都豊島区議会が、委員会に出席した区会議員に職員がお茶を出すべきかどうかについて、14年余も結論を出せないでいる。水筒やペットボトルの持ち込みについては、4月からの試験導入で合意したものの、最大会派の自民党豊島区議団は「一定のルールづくりが必要」として慎重な姿勢を見せている。…
こちらでもふれているように、本記事はもともと『広告』著作特集号(2020年3月26日発行/発行元:博報堂)に掲載予定であった。しかし、博報堂社内の関係各所への確認や調整に想定以上の時間がかかり誌面への掲載を断念。雑誌の校了後も調整を継続し、幾度もの確認・修正の往復を重ねた。そして初稿の完成から約7カ月、ようやく社内調整が完了し、noteにて公開を行なう運びとなった。本記事は全文無料、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス「CC BY 4.0(表示4.0国際)」で公開する。『広告』リニューアル第2号の特集は「著作」。オリジナリティや著作権にまつわる記事を多く掲載している。しかし、そもそも発行元であるわれわれ博報堂は、このテーマを扱うにあたってどのような立場にいるのだろう。 多くのクライアントとともに、CMやポスターなど日々膨大な広告制作物を世に送り出している身として、オリジナリティや著作権に対
写真はイメージ:ポテトサラダ大好きです。すみません、自分で作ったことないけど。(写真:GYRO PHOTOGRAPHY/アフロイメージマート) ■「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」ツイッター上で話題になっています。 この高齢男性の発言は、とても失礼で、論外です。 直接言われたお母さんも、このツイートを読んだ母親たちも、 「母親なら」という言葉に、母親としての自分の存在を否定されたような思いを感じるでしょうし、「ポテトサラダぐらい」に、料理を中心とした自分の努力を無視された思いを感じることでしょう。 ツイッター上では、多くの人がポテトサラダを作る大変さを語り、この男性の無知無理解を指摘し、母親を慰め、みつばちさんに「グッジョブ!」を送っています。 しかしそれだけにとどまらず、このツイートは、母親や子育てへの無理解、料理への無理解、男女差別、時代の差、ジェネレーションギャップ、そして
日本は学歴社会なのに、教育が軽視されている――。そう指摘するのは、研究者として日本・アメリカ・オーストリアで働いた経験のある中川まろみさん。この矛盾した状況の原因はどこにあるのか、考察してもらった。 厚生労働省が公表した「2017年賃金構造基本統計調査」によると、大卒・院卒の男性の平均賃金は約40万円なのに対し、高卒は約29万円であった。一方、大卒・院卒の女性の賃金は約29万円で、高卒は約21万円であった。つまり、男性と女性の間、また大卒・院卒と高卒の間で、それぞれ約4割もの収入格差があるのだ。 性別による収入格差を生む原因としては、東京商工リサーチによる「2019年3月期決算上場企業2,316社『女性役員比率』調査」で報告された女性の役員比率5%という数字や、5割を超える女性の非正規雇用比率(男性は約2割)に代表されるように、雇用に関する性差別が深く関わっていることが明白である。 また、
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