文部科学省は24日、コンピューターを使った情報活用能力を小中学生がどの程度身に付けているか調べた結果を公表した。 同省が情報活用能力を測った初めての調査で、小中学生とも、パソコンの画面に整理されて表示された情報を読み取ることはできたが、複数の情報から目的に合ったものを探して整理し、理解することが苦手だった。 調査は2013年10月~14年1月、国公私立の小5と中2計約6700人を対象に実施。児童生徒はノート型パソコンを実際に操作し、架空のホームページを見る、ソフトでデータを作るなどして解答した。 結果によると、整理されて示された情報の正誤や共通点を読み取る問題は小5で6割以上、中2で8割以上ができた。しかし、例えば小5では、あるゴミの分別の仕方についての情報を複数の画面から探し、組み合わせて正解(一部正解含む)できたのは1割未満だった。中2も、複数のウェブサイトから目的に応じて情報を集めて