とうとうです。いよいよです。満を持して1月30日に発売された「2007 Office system」。これからしばらくの間は、個人や企業で利用するOfficeのバージョンが複数混在する状態が続くでしょう。 Office2003までであれば、複数のバージョンが混在していても混乱はなかったのですが、2007 Office systemの登場によってちょっとした不都合が発生します。 なぜなら、2007 Office systemのファイル形式には「XML形式」が採用されており、これまでのファイル形式とはまったく異なることが原因です。これによって、PowerPoint2007で作成したファイルが以前のバージョンではそのまま開くことができない、という困った事態が発生するのです。 そこで今回と次回の2回にわたって、複数のバージョンが混在する中で、すぐに発生するだろうと思われる「ファイル形式」にスポット